【長崎バイオパーク】コロナ禍の臨時休園で大打撃。のびのび過ごす動物たちを守りたい

【長崎バイオパーク】コロナ禍の臨時休園で大打撃。のびのび過ごす動物たちを守りたい
長崎バイオパークは、動物とお客さまを隔てる檻や柵を極力減らした動物園。昨年開業40周年を迎えましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、臨時休園を余儀なくされるなど、来園者数も激減。人間と動物が共生する大切さを教えてくれるかわいい動物たちを守るため、みなさまの温かいご支援をお願いいたします。


はじめに・ご挨拶

長崎県の西海市にある長崎バイオパークは、一般的な動物園とは違い、檻の中で過ごす動物を一方的に見るスタイルではありません。30万平方メートルの広大な敷地に広がる豊かな自然の中で、できるだけ自由に暮らす動物たちのすみかに、人間がお邪魔する形で楽しんでいただく動物園です。
園内にはラマやカバ、カピパラ、リスザルなどが、のんびりと暮らしています。いたるところで動物たちに触ったり、園内で販売するえさをあげることができます。昨年開園40周年を迎えた当園では、ひとりでも多くの人に、動物と人間が一緒に幸せに暮らす可能性と、その尊さを知っていただける生物公園づくりを目指してきました。

しかし、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い、2020年4月10日から5月22日まで、臨時休園を余儀なくされました。営業再開後も来園者数は以前のようには戻らず、現在も前年比約30%減、という厳しい状況が続いています。たとえ売上が減っても、動物たちを健康に維持するためには、えさ代だけで年間約2,700万円と多額の費用がかかります。
今回、みなさまに動物たちのえさ代をご支援いただくことにより、カピバラやカバ、リスザルなど、かわいい動物たちを守ることができます。このプロジェクトを成功させるため、どうかみなさまのお力添え、ご支援をお願いいたします。
長崎バイオパーク 伊藤雅男 副園長

長崎バイオパークの動物たち

■クロキツネザル
アフリカの島国・マダガスカル北西部に分布。野生の個体が少なく、絶滅危惧種に指定されています。普段は木の上で生活していて、キツネのような大きなしっぽでバランスを取ります。全身が黒い毛に覆われているのはオスで、茶色い毛で耳が白いのがメスです。

■カピバラ
園内で一番人気を誇るカピバラは、ネズミの仲間で最も大きく、鋭くて頑丈な前歯が特徴。全身はタワシのように硬い毛で覆われています。泳ぐのが得意で、指の間には小さな水かきがあります。寒い日は、ストーブの周りに団子状態で寄り添いながら暖を取ります。

■カバ
日本初の人工哺育に成功したモモのほか、現在はドン、デメタの3頭がいます。大きな口がトレードマークですが、口を開けたときに見える奥歯を使って、食べ物をかみ砕きます。

■フラミンゴ
赤い羽根が特徴のベニイロフラミンゴ、羽根色が薄いピンク色のヨーロッパフラミンゴ、小さめでピンク色のチリーフラミンゴの3種がいます。実際は飛べるのに、屋根や檻がなくても逃げないのは、ほかの鳥と違い、約25mの助走距離が無いと飛べないからだそう。

■リスザル
リスザルが暮らすエリアの入口には、真っ暗なトンネルがあります。暗いところに近寄らない習性を生かしたつくりで、柵はありません。えさ用のカプセルトイに入ったミルワーム(昆虫)が大好物。あっという間に囲まれて、ハーレム状態に。しかし、油断すると一瞬にして全て奪われます!
これまでの取り組み

■動物との境界線がないから自然にふれあえる
長崎バイオパークでは、動物好きなお客さまでも、少しだけ勇気が必要な場面があるかもしれません。それは園内の通路を歩いているときに、いきなりミーアキャットやキツネザルに出会うことがあるからです。カンガルーやフラミンゴ、カピバラなどの飼育エリアは、お客さまが自由に出入りできます。彼らと人間との世界に、隔たりはありません。
檻越しではない動物たちとのふれあいで、心を通わせてほしい。それがいつか動物と人間の、より良い関係につながってほしい。長崎バイオパークは、こんな思いで運営しています。