富士川町郷土料理”みみ”の本を作りたい!

に来福を願ってつくり続けられてきた郷土料理である「みみ」。

源氏の時代から続く長い歴史を持ち、さまざまな思いを紡ぎながら今まで食されてきたこの郷土料理を、次の時代の人々にも楽しんでもらいたいと、私たちは強く思います。
私たちの今までの活動

私たちは、「富士川町郷土料理みみの本制作実行委員会」です。山梨県立大学杉山ゼミと拓殖大学徳永ゼミがメインで、実行委員会には、リターンの提供をしてくださる、「萬屋酒造」様、「つくたべかん」様、「日出る里活性組合」様が参画しています。

私たちは、数年前から富士川町を主軸にフィールドワークを行ってきました。昨年は各イベントで実際に学生たちが「みみ」を作りお客さんにふるまうことで、郷土料理「みみ」の味を知ってもらいました。そのほかにも、年末年始にダイヤモンド富士を見に来た写真家の人々や観光客の人々にあたたかい「みみ」を味わってもらいました。

たくさんの人に「みみ」を味わってもらいました。
本の掲載内容

私たちは今回のプロジェクトで山梨県富士川町の郷土料理であるこの「みみ」についての自費出版の本を作りたいと考えています。みみがどういった物なのか、またその歴史、さらには「みみ」を使ったレシピや富士川町の方のインタビューを写真付きで掲載したいと考えています。

出来上がった本はサポーターのみなさまにも御覧いただくとともに、図書館や人の往来が多くある施設に置かせていただきたいと考えています。それと同時に、富士川町公式ホームページにてPDFでの掲載も考えています。

富士川町によって作り上げられた長い歴史が絶えることのないように、制作した本を通じて「みみ」や富士川町の魅力を感じ取っていただきたいと思っています。
富士川町に魅了されて

前述のように、富士川町では現在約20世帯のご家庭が存在しており、お住いの人々もご高齢の方がほとんどです。そのため、このままでは、「富士川町」そのものやその地域の郷土料理である「みみ」が継承されずに失われてしまう可能性は大きいです。しかし、その地域の温かい想いを体験した人々は、その存続を切に望んでいます。

杉山ゼミで新しい時代の地域活性化を学ぶ私たちにとって、この問題はとても大きいものに思えました。

コロナ時代の中でますます「新しい観光」の形が求められている中で、富士川町のような自然豊かで、オープンエアの地域はこれから需要が増していく可能性もあります。このような機を用いて、実際に訪れる人が増えていき、さらに多くの人に富士川町の魅力を知ってもらい、歴史が継承されていくという好循環がうまれることが、私たちの理想です。

本の作成実施スケジュール

いただいた支援金は主にみみについての自費出版による本製作費に当てさせていただきます。また手数料、返礼品費用として使わせていただきます。またリターン品は2021年2月を目処に発送いたします。

★実施スケジュール

11月 十谷の地域の人々にインタビュー・みみについての調べ作業・本の作成

12月 本の作成

12月中旬 クラウドファンディングスタート(1月末まで)

1月 本の作成完了(印刷込み)

2月 作成した本の配布・リターンの発送

制作した本は、図書館や山梨県内の飲食店、市役所、学校などの各施設に2月中には設置を完了する目標を立てています。本の配布については、信玄公まつり、甲州ふじかわ祭りなどの各イベントが例年通り開催される場合、こちらでの配布も予定しています。また、富士川町ホームページにてPDF形式での掲載も検討しています。
富士川町