Campfire限定のお酒「尾仲」今年は酵母を変えた新たなチャレンジで!
今回ご紹介するのは2種類の日本酒です!
①野生ワイン酵母酒をフレンチオークワイン樽でフィニッシングした「2020BYフレンチオーク樽熟成純米吟醸酒 」
②シャンパン風に仕上げた発泡清酒「2021BY純米吟醸にごり生酒(シャンパン清酒) 」
清酒「尾仲」は野生酵母にこだわった新しいおいしさを追求する日本酒です。これまでクラウドファンディングで過去5回、濃醇なのに後味がスッキリとした清酒「尾仲」を皆様にお届けして参りました。
そして今回、Campfireにステージを移しての新たなるチャレンジをします!
クリスマスやお正月に、大切な人やご家族と乾杯!
清酒「尾仲」は野生酵母「とやま産まれの酵母」と富山県産酒米を使って富山県南砺市の蔵元・成政酒造にて伝説の能登杜氏・道高良造氏によって造られた清酒です。野生酵母、とりわけ大麦酵母で造られた日本酒は全国的にも大変珍しく、2012年に500本生産した「尾仲」は地元マスコミの注目も集め、1ヶ月足らずで完売に至りました。一般的な清酒醸造に使われる「きょうかい酵母」とはひと味もふた味も違う「野生酵母」由来の野趣溢れるどっしりとした深い味わい、度数と酸度が高めのキレのある濃醇旨口のお酒です。
これまで購入して頂いた方からは、
「酵母の違いだけでここまで清酒の味わいが変わるとは!」
「発泡清酒はほんのり甘口でついつい飲み過ぎてしまう!」
「樽熟成酒を初めて飲んだ一口目はこれってほんとに日本酒!?もしかしてウイスキー!?ってなりました」
などなど、皆様の日本酒の概念を覆すような感想をたくさん頂いています。
今年は野生ワイン酵母を使った異なる造りの2本!
全ての清酒は米と水のみを原料として用いるため、その味や香りの大きな違いを生み出す要因は発酵に用いる酵母にあるといわれています。そこで、今回は昨年好評だった栃木県足利市にあるココ・ファーム・ワイナリーで分離した野生ワイン酵母ccPTM18を用いて、発泡清酒「2021BY純米吟醸にごり生酒(シャンパン清酒) 」と樽熟成酒「2021BY純米吟醸にごり生酒(シャンパン清酒) 」の異なる造りの「尾仲」を醸します!
一昨年、栃木県足利市にあるココ・ファーム・ワイナリーの全面協力を得て、自然発酵ワインマストより野生種ワイン酵母「ccPTM18」を分離しました。ワイン酵母を用いて日本酒を作ると、なぜかワインっぽくなります。これはワイン酵母が酸を出すタイプの酵母であるからです。ccPTM18も酸を出すタイプの酵母でした。今回の新しい尾仲は新たな日本酒の多様性を生み出しつつ、野生酵母のワイルドさを合わせ持ったお酒になることが期待できます。蔵元で昨年醸造をしたところ、蔵元曰く、酵母からはラズベリーパイのような香りがし、発酵させたもろみはまるでシャンパンのような香りを放っていたそうで、日本酒と言われなければ日本酒とはわからない味でした。そこで、今回は発泡清酒に仕立てて、まるでシャンパンのような日本酒を演出してみます!
ココ・ファーム・ワイナリーのワイン貯蔵庫。ここに貯蔵されているワインマストからccPTM18酵母は分離されました
ココ・ファーム・ワイナリーとプティ・マンサン
ココ・ファーム・ワイナリーは栃木県足利市にある自然発酵ワインを主に製造しているワイナリーです。ccPTM18が分離されたプティ・マンサン種はココ・ファーム・ワイナリーが適地適品種ブドウをフランス南西部から探し出してきたブド