絵・文字・手話・歌で奏でる舞台「いけす」と「桃と桜」をオンライン配信したい!

絵・文字・手話・歌で奏でる舞台「いけす」と「桃と桜」をオンライン配信したい!
演題「いけす・桃と桜」もし、障害のある子が生まれたら…。あなたはどう受け止めますか?50年前の実話を元に絵・文字・手話・歌で奏でるユニバーサルデザイン舞台を通じてNPO法人MAMIEの劇団「みきまる座」が啓発活動をしています。オンライン配信することによりいつでもどこでも観ることができるようにしたい。

はじめに・「みきまる座」とは?

2020年3月、特定非営利活動法人MAMIEの劇団「みきまる座」が設立されました。聴覚障害者も手話通訳も演者として手話を使いながら演じ、舞台の合間に手話を使いながらシンガーソングライターも出演します。スクリーンに映されるイラストは漫画のように一枚ずつ、パラパラとセリフに合わせて捲られていくという今までなかった新しい試みのユニバーサルデザインの手話舞台です。
もし、生まれてきた子どもが障害をもっていたら・・・あなたはどう受け止めますか?

障がい者、家族が感じる「生きづらさ」とは・・・?

いつも親は自分を責めてしまう・・・何が『普通』なのか?

ひとりじゃない。生きろ。生きるんだ。

みきまる座のメンバー

原作・演者・絵  安藤美紀

1969年鹿児島県生まれ。NPO法人MAMIEの代表者。日本聴導犬パートナーの代表。公益社団法人日本聴導犬推進協会の理事。鹿児島補助犬普及プロジェクトの副理事長。聴覚障害と聴導犬を広める為、全国で講演活動しています。1986年第19回りぼん新人漫画賞努力賞獲得。 現在、大阪で聴導犬ユーザーとして引退犬レオンと聴導犬アーミと暮らしている。

演者(語り) 立石富士子

1979年大阪府豊中市生まれ。学生時代に、手話に出会い手話に魅了され、豊中市登録手話通訳者となる。『豊中手話サークルあさなぎ』の会長を務め、豊中市社会福祉協議会ボランティア団体連絡会役員として、豊中市内のボランティア、手話活動に参加など活動をしている。NPO法人MAMIE 安藤美紀専属手話通訳として活動して5年になる。

演者(語り) 吉田眞美

1967年大阪府大阪市生まれ。1994年から手話の学習を始め、地元で手話サークル活動や手話講師を経験。大阪を中心に手話通訳者として活動し、またNPO法人MAMIEやNPO法人 essenceでも手話通訳として関わり続けている。

シンガーソングライター 安藤一成

1994 年鹿児島生まれ。大阪芸術大学演奏学科ポピュラー音楽コース ヴォーカル専攻 卒業。2017年12月第一回宝塚市手話言語発表会で手話言語ベストオブ手話歌賞を受賞。全国で啓発活動をする傍ら、「補助犬って知ってる?」「BeHappy!」を披露。トヨタカローラ山口でNPO法人日本介助専門員推進協会のご協力のもと、「BeHappy」をTVCM「聴導犬・短所も長所篇」CMソングに起用。
「ユニバーサルデザイン舞台とは?」

耳が聞こえない人のコミュニケーション方法は手話だったり、口の形を見たり、文字だったり、人によってはさまざまです。これまでなかった新しいあらゆる感覚から感じ取っていくスタイルの舞台をみきまる座は考えました。
その1「イラストを写す」

その2「漫画の吹き出しのようにセリフも合わせて写す」

その3「演者はセリフを言うだけでなく手話を“語り”のように伝える」

その4「効果音は道具を使って表現する」

その5 しなやかな手話で歌を披露するシンガーソングライター

聴覚障害者の孤立の解消を目指して

この舞台は50年前にあったノンフィクションストーリー。

きこえない子どもが生まれた社会背景は今と違い厳しいものだったことを伝えたい。

きこえない子どもが話せるように親は幾たびも頑張った。その頑張りを伝えたい。

きこえない子どもだけでなくその家族も懸命に生きたということを伝えたい。

いろんな思いがあり、私は「いけす」「桃と桜」を創りました。

【主人公(聞こえない子ども)の成長に合わせた2つ