障がい者とつくる最高級卵を使った「極上たまごかけごはんのお店」を東京に開きます!

障がい者とつくる最高級卵を使った「極上たまごかけごはんのお店」を東京に開きます!
私たちは、障がい者とともに「しあわせなたまご」を生産販売する養鶏場です。コロナが続き、卵の売上が減少、彼らのお給料にも影響が出てきました。私たちは、障がい者の雇用と適正賃金を守るために、卵を直接お客様に届けられる「極上のたまごかけごはんのお店」を立ち上げ、1店目を東京・三宿に開くことを決めました。

【前回のお礼含めご挨拶】

こんにちは、株式会社ハコニワ・ファームの與良(よら)だいちと 申します。
前回、私たちのプロジェクトに多大なご支援をいただき、誠にありがとうございました。

みなさんからご支援いただいた資金をもとに、ケージ飼いで飼育されていたニワトリさんたちは、しっかり大地を踏みしめながら元気よく暮らし、平飼い卵を産んでくれています。

今回は「極上たまごかけごはんのお店」を立ち上げ、ハコニワ ファームでつくった卵をより多くの方に届け、働く障害を持つメンバーの雇用と適正なお給料を守っていきたいと考えています。

どうぞ、最後までご覧いただければ幸いです。

▲前回のプロジェクト  https://camp-fire.jp/projects/view/356659
【ハコニワ・ファームについて】

ハコニワ・ファームは、栃木県真岡市にある、農福連携で運営する平飼い卵の養鶏場です。
障害を持つ方たちが就労力を高めるために通う就労継続支援A型事業所「わらくや」と連携し、彼らの力を借りながら事業運営しています。

養鶏場の現場業務の86.6%を、障害を持つ方が担当してくれています。
知的・精神・発達に障害を持つメンバーが中心で、彼らの得意や個性を生かし、特に「優しさ」という個性を生かして愛情たっぷり鶏のお世話をしてくれています。

鶏は毎日卵を産んでくれるので繰り返し作業が発生します。それらは彼らの得意の活かしどころとなりました。集卵や卵の固さや重さの選別、洗卵といった単純作業。見ただけで、触っただけで卵の殻の固さや重さがわかるようになるなどカラダで仕事を覚え、熟達していきました。すごい能力です。

【障がい者が作る者は安いもの・・・から生まれた
 1個300円の最高級ブランド卵「箱庭たまご茜」】
「障害者がつくるものがなんでそんなに高いの?」

過去にある会議でこんなことを言われました。ものすごく悔しい思いをしました。
「作業の発注金額を5分の1にしてほしい。それが無理なら、取引やめます」

ある得意先から突然言われました。腹が立ち、深い悲しみを覚えました。

障がい者の経済的自立を目標のひとつとして掲げていた「わらくや」にとって、こういった現実にぶつかるたびに悔しい思いをしてきました。

「障害を人生の障害にしない」という理念を掲げ、彼らの経済的自立の支援もしてきたので、悔しさはなおさらでした。

しかし・・・今のままでは、何も変わらない。
何かを変えなければ・・・そういった気持ちから
「障がい者とともに一流のものを作ってみせる!」

そう決意しました。

最高級品質で、圧倒的な卵をつくって販売し、事業利益を出し、働くメンバーに適正以上のお給料をお支払したい。

こういった目標に掲げ、2018年6月にハコニワ・ファームは設立されました。
高級卵の研究開発を重ね、2019年12月頃、自信を持って送り出せる卵が開発できました。

そして開発されたのが「箱庭たまご茜」です。

【2度の緊急事態宣言を乗り越えて!】

2020年4月、「箱庭たまご茜」販売スタートのスケジュールで動いてきました。
飲食店向け卸営業もしてきました。
が、2020年4月に緊急事態宣言が出ました。
・・・卸先がゼロになりました。
実績もない新商品、かんたんにはいきませんでした。
やばい、どうしよう。
とにかく焦りました。
そこから通販をメインに切り替え、何とかスタートを切ることはできました。
そして夏前になり、飲食店も少しずつ元気を取り戻していきました。
卸先営業も進