バリ島ウブド支援プロジェクト【木のお皿ubdy】

バリ島ウブド支援プロジェクト【木のお皿ubdy】
コロナ禍で観光産業が大打撃を受けたバリ島。5月末には8年間続けたバリ島ウブドの店舗が閉店。現地の職人やスタッフをはじめウブドの人々を支援するため、2度目のクラウドファンディングに挑戦させていただきます。

こんにちは。
ubdy(ウブディ)を運営する有限会社わたき代表の渡木誠と渡木玲子と申します。

数あるプロジェクトの中からこのページをご覧いただきありがとうございます。

ubdyウブド店(5/31閉店)

私たちはバリ島ウブドが大好きです。まずはこちらの動画をご覧ください。

そう、おだやかな風景とのんびりとしたウブドの人々が大好きです。

2006年、いつもそんなウブドを感じる事ができたらと思い、ubdy(ウブディ)という「木製のハンドメイドテーブルウェア」事業をウブドの木彫り職人たちと共に立ち上げました。

日本で企画・デザインした木のお皿やトレイなどを、ウブドの木彫り職人たちがひとつひとつ手で彫り、手で磨き上げています。そうして人の手のみで作られたテーブルウェアはどこかホッとでき、食卓をやさしく演出してくれます。

トレイ

お皿

別注品(星のやバリ様)

試作に2年間、日本国内で5年間の販売を経て、2013年に『世界へ発信するぞ』と現地ウブドにも店舗を構えました。2019年には現地の人々だけで自立できるようになりそれまで順調に進んでまいりました。ところが2020年春、新型コロナウイルスがバリ島の観光産業にも直撃し、観光客をお客様としていた物販業は壊滅的となりました。

ウブド店の売上はウブドの人々の生活に直結しているため、日本国内でなんとかしようと私たちは昨年11月にここCAMPFIREさんではじめてのプロジェクト「バリ島の木彫り職人と立ち上げた事業を継続させたい!」を立ち上げました。その節は目標を上回るご支援をいただき、心より感謝申し上げます。

バリ島の木彫り職人と立ち上げた事業を継続させたい!【木のお皿ubdy】
バリ島ウブドの木彫り職人と共に立ち上げた木のテーブルウェア事業が新型コロナの影響で売り上げが激減。観光客がいなくなったウブド店は売り上げゼロ。いよいよ事業存続の危機に陥り、クラウドファンディングに初挑戦することにしました。

※これまでのおいたちなども書いておりますのでよろしければご覧ください。

その後の半年間、ずっとバリ島の観光再開を待ち望んでおりましたが、インドネシア国内は収まるどころか、アジアで最も感染拡大してしまい、先の見通しが立たない状況となってしまいました。悔しいですが家賃や経費の負担は重く、

2021年5月31日ウブド店を閉店いたしました。

みんなで作った店をたたむのはとてもつらく悲しい・・

■2020年3月から国際線は閉鎖されたまま

バリ島への直行便が2021年夏頃に再開かという情報もありますが、到着後隔離、そして帰国後も隔離と観光旅行はまだ現実的ではありません。5月初旬には「ビジネスビザ取得者向けの国際線が再開」という話もありましたが、変異種が新たに見つかったなどの理由により延期となりました。観光再開に向けてインドネシア政府は健康プロトコルの徹底や1部のエリアの島民へワクチンの接種など積極的な対策をすすめてきましたが、感染拡大を懸念し断念したものと思われます。

■解雇された従業員は75,000人とも

以前は世界中の観光客でにぎわっていたウブドですが、1年以上もお店の前のハノマン通りはこんな状態に。風景が一変してしまい仕事を失った人々の生活は困窮し、精神的にも追い込まれています。

ウブド・ハノマン通り(2021年5月撮影)

閉店したubdyウブド店 (2021年6月撮影)

ubdyBALIマネージャーのコミン(左)と

そして前回のプロジェクトから約半年。
お願いばかりで心苦しくもありますが、新たなプロジェクトを始める運びとなりました。

閉店に追い込まれたバリ島ウブドの人々に希望を与えたい。木彫り職人はもちろん、店舗スタッフ、メンテナンススタッフ、資材を提供してくれる業者、鉄職人など