保護犬をアーティストに!保護犬自身が価値を提供し収益を生み出せる仕組みを作りたい

保護犬をアーティストに!保護犬自身が価値を提供し収益を生み出せる仕組みを作りたい
『本当の殺処分ゼロ』を目指し、保護活動に革命を。保護犬達自身がアーティストとなり、価値を創造し提供することで利益を得て、それを保護活動の資金として運用する。従来の保護活動の概念を壊し、保護犬達だけではなく保護活動に従事するスタッフも幸せになれる仕組みを作ります。

はじめに・ご挨拶

初めまして。

株式会社withdog.jp代表取締役の今村真也と申します。

弊社は犬の殺処分0を達成させるために『新しい保護活動』を事業にしている会社です。

私は物心ついた頃から犬がいる生活を送り、犬達は全て捨て犬や、知り合いから譲ってもらうなどして、犬を迎えていました。

現在一緒に暮らしている愛犬のレイも2012年に愛護センターから引き取った元保護犬で現在9歳です。

そんな環境で育ったので、中学生の頃になると『保護犬』や『保護活動』『殺処分』と言った言葉も知るようになりいつかは犬達を助けられる仕事がしたいと漠然と思うようになりましたがあくまでも『いつかやりたい』という思いでした。

26歳の頃には福岡から上京し、劇団員として舞台に立つようになりました。

しかし、2011年の東日本大震災の影響で劇団の仕事が中断になり、自宅のテレビで被災地の様子を見て過ごす日々が続きました。

被災地の状況を伝えるニュースで、被災地で家や家族を失った『被災犬』がいるということを知り、何とかして被災犬を助けてあげられないかと考えていました。

ただその時の私には、何のツテもなかったので何も出来ずにいましたが、知り合いから「都内に被災犬を受け入れるシェルターを作る計画があるけど手伝えないか?」との電話がありました。

『いつかは犬を助ける仕事をしたい』と思っていた私は、今がその時なのではないかと感じ、シェルターを手伝うことに決めました。

それが、ただの犬好きだった私が犬の世界に入ったきっかけです。

福島や宮城の被災犬をシェルターに連れてきて、飼い主様の復興が終わるまで一時的にお預かりしてまた飼い主様の元へ戻したり、飼い主様の復興が困難になった場合は、新たな家族を見つける譲渡活動も行いました。しばらくすると被災犬の数は減ってきたので、その後は愛護センターにいる保護犬達の保護活動を行うことになりました。

(2011年9月6日東京都府中市にて開所)

(2011年12月23日、24 日 SippoFesta in西武ドーム)

(2013年 SippoFesta in幕張メッセ)

このプロジェクトで実現したいこと

今後も保護活動を継続させていくために、『保護犬をただの可哀そうで救ってあげなくてはいけない生き物』から『保護犬自身がアーティストとなり価値を創造し、サービスや作品を与える側になってもらう。そして対価として利益を上げ、その利益を活動資金に充てる』という流れにシフトさせます。

【保護犬=可愛そう】

というイメージを植え付けられてしまうと、「可愛そうな犬だから助けてあげる」という思いで引取りを希望される方もいらっしゃるのですが、私は「可愛そうだから引き取りたい」ではなく「可愛いから引き取りたい」という気持ちで家族として迎えていただきたいと考えています。

はっぴーているず保護roomにいる保護犬を私は「保護犬」ではなく「看板社員犬」として考えており、社員である以上は自分の給料(ご飯やシャンプー代)は自分達で稼いでもらおうというスタンスです。

結果的に保護犬達が自分達で価値のある何かを生み出し、それを販売することで保護犬達が自分たちで給料を稼ぐ事が出来るのではないかと考えました。

保護犬自身が価値を生み出し収益化する事が出来れば他の保護団体さんや個人で保護活動をされている方も、寄付や募金に頼らずに、保護活動を続けることが出来ると思います。

その一つのモデルケースとして今回は保護犬達が自らデザインしたマスクケースを制作さ