はじめに、私たちが本プロジェクトを立ち上げた理由。
皆様方に、知っていただきたい真実を書きつづります。
- 「やすらぎの最期」と「隔離された最期」 -
■ 「やすらぎの最期」とは ■
「どんなにステキなプレゼントよりも」
「また明日も変わらぬ夜明けが見たい」
これは、「残り僅かな命」と知った末期がん患者様の言葉。
そこに、「人として一日でも長く生きたい」との願いあり。
その後、患者様はご家族様に看取られ息をひきとりました。
■ 「隔離された最期」とは ■
「苦しくないですか?」 「大丈夫・・・」
数時間後、「・・・・」 「急変・心肺停止」
これは、「新型コロナウイルス」に感染した患者様の最期。
そこに、「人として一日でも長く生きたい」との言葉なく。
その後、患者様は隔離病床にて遺体収納袋に包まれました。
■ 「いのちつなぐ活動」に向けて ■
人は誰しも「必ずや訪れる最期」について理解しています。
その「最期を迎える日」まで一生懸命に生き続けています。
だからこそ「最期を迎える日」とは「生に感謝すべき日」。
そう思うことが「人として道理にかなうこと」でしょうか。
しかしながら「新型コロナウイルス」は「不条理」であり。
ある日、突然にして「人の大切な尊い命」を奪い去ります。
それは、ご家族との面会も叶わぬ「孤独な最期」であって。
今日現在の最先端医療をもちいても防ぐことができません。
そこで、私たちが「コロナ禍の不条理」に成すべきことは。
必ずや訪れるであろう「新型コロナ第4・5波」への準備。
これまで学び得た教訓を通じた「いのちつなぐ活動」です。
近日、私たちは一時的な感染減少に心のゆるみを生じます。
その後、ワクチン投与の安堵から日常生活に羽を広げます。
そして、「新型コロナ変異株に格好の環境」をつくります。
すなわち「新型コロナ第4・5波」は「必然なる出来事」。
必ずや「隔離された最期を迎える人」が増えるに違いなく。
だからこそ、変異し続ける病原体との闘いに終止符を打つ。
その確固たる目的をもって「事前準備」が急がれています。
「新型コロナ感染重症者」の「尊い命」を救済するために。
「コロナ撲滅」に向けた「いのちつなぐ活動」が急務です。
「発熱・発症者」の「適切な患者移送」にご支援願います。
はじめまして、私儀 (社)日本患者移送支援協会 代表理事 宮武勇司と申します。
当協会は、全国47都道府県にて「新型コロナ感染患者の移送活動」を行っています。
その目的は一つ、「コロナ感染重症患者」の「尊い命」を「医療機関へつなぐ