はじめまして
田里やよいといいます。
この度、文筆・講演 など様々な活動を通して障がいをもつ子どもたちへの理解を広めておられる特別支援学校元教諭の山元加津子さんをお招きし講演会を開催したいと思っています。
どんな人でもありのままを受け入れ向かい合う姿から、お互いを認め合うことの大切さを教えてくれた山元さんを一人でも多くの方に知ってもらい、皆さんの心の支えや癒しとなる機会をつくりたいと思っています!
ご支援、ご協力よろしくお願いします。
プロジェクトで実現したいこと
・かっこちゃんの講演会の開催
会場 豊岡市民会館 4F大会議室 兵庫県豊岡市立野町20-34
日程 2021年6月27日(日)
人数 50人程
入場料 1,500円
2時間ほど体験談などお話をしていただこうと思っています。
会場は収容人数100人ほどの広さなのですが、
コロナの影響を考え人数制限を設け、先着で完全予約制にする予定です。
状況に応じて変更がある可能性もございますのでご了承下さい。
講師:山元加津子(やまもとかつこ)さん
元石川県立明和養護学校教諭。
現在は文筆・講演など幅広く活動され
ています。
愛称:かっこちゃん
プロジェクトのきっかけ
10年くらい前に知人を通して四分の一の奇跡という本との出会いがありました。
その本の中にきいちゃんの話があります。
道徳の教科書にも載っているのでご存じの方もあるかもしれません。
かっこちゃんちゃんは特別支援学校の先生でした。
その時に出会われたひとりの女の子がきいちゃん。
きいちゃんは小さいころの高熱が原因で思うように手や足が動かせないという障がいを抱えていました。
ある日、きいちゃんが「お姉さんの結婚式にでるのよ」と嬉しそうに報告に来てくれたのです。
その数日後お母さんからやっぱり結婚式には出ないでほしいと言われたきいちゃんは泣き続けていました。
そこでかっこちゃんは「お姉さんに贈るプレゼントを作ろうよ。浴衣なんか、どうかな」
きいちゃんは泣くのをやめてコクリと頷きました。
かっこちゃんはお手伝いする気でミシンもあるしと思っていたのです。
きいちゃんは全部私が縫うと譲らなかったのです。
練習用の白い布が血で赤く染まっても大好きなお姉さんの為だからとやり続けとうとう縫い上げてしまったのです。
離れて住むお姉さんに宅配便で送るとすぐにお姉さんから電話がかかってきて
結婚式にきいちゃんもかっこちゃんも出席してほしいという連絡でした。
結婚式のお色直しでお姉さんはきいちゃんが縫った浴衣を着ていたのです。
お姉さんはマイクの前に立ち
「皆さん、この浴衣を見てください。この浴衣は、私の大切な妹が縫ってくれたものです。
妹は小さいころに高熱が出て手や足に重い障害を持ちました。
そのために私たち家族と今も離れて暮らしています。
両親と一緒に暮らしている私をうらんでいるんじゃないかなと思ったこともありました。
でもそうじゃなかった。私は浴衣が届いたときに、涙が止まりませんでした。
今、高校生で、こんなにすてきな浴衣を縫える人がいったい何人いるでしょうか。
妹は私の誇りです。」きいちゃんはとても嬉しそうでした。
それからきいちゃんは和裁を習い始め和裁を一生の仕事にしています。
かっこちゃんと出会う子どもたちが色んな才能を開花していきます。
私も講演会を何度か聴きにいきましたがその度に感動と新たな発見と出会い、
前向きに生きていく活力を与えてもらって