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【絶品】アマゾンの大魚、生きた化石ピラルクをもう一度食べたい!
3 ~ 4 分
はじめに
こんにちは!ページをご閲覧いただきありがとうございます。
あなたは、ピラルクという魚を知っていますか?
ピラルクは、南米のアマゾン川に生息している世界最大級の淡水魚で知られています。一億年以上前からその形態は変化していないと考えられ、生きた化石といわれています。日本では、水族館などで観賞用としてみることができます。もしかしたら、見たことある人もいるかと思います。
そんなピラルクは、なんと現地ペルーやブラジルなどでは昔から重要な食用魚として漁がおこなわれ、食べられてきました。アマゾン地域にある観光客向けのレストランでは必ずメニューに入っているほど人気のあるもの!ペルーの首都リマでも高級レストランで珍重されており、一流のシェフも欲しがる食材とされています。川魚でありながら、全く臭みがなく日本の魚では言い表せないおいしさ。
1950年代には、欧米に数多く食用として輸入されていました。そのため、天然もののピラルクの乱獲により激減され、食べられる機会がだんだん減ってきました。しかし、近年養殖技術が確立されつつあり、徐々に安定供給されるようになってきました。とはいえ、日本では食べるというのはマイナーなもの… 「深海魚みたいだけど本当に食べられるの?」「川魚って臭みがすごいでしょ」などというマイナスなお声をいただきました。
それを払拭するにはピラルクを一度でいいから食べてほしい、皆さんが思っている価値観をぶち壊したいという気持ちからこのプロジェクトを開始しました。
輸入元の詳細
現在、CITES(種の存続が脅かされることがないように、野生動植物の国際取引の規制を図る条約)で保護されているピラルクは、天然ものはもとより、養殖でもその稚魚の出どころが証明できないものは輸出できません。また、許可された工場で加工されていないと輸出ができないことになっています。
今回、輸入をお願いするのはペルーのプカルパという街でピラルクの養殖を手掛けている鈴木孝幸さんです。鈴木孝幸さんはカムカムという果物やマカ、サチャインチなどを日本に輸出している方です。
今回、この方が経営されている養殖池からピラルクを輸入したいと考えております。鈴木さんが手掛けているピラルクの養殖池では、約10年という長い年月をかけて、試行錯誤を重ねた結果、養殖池で孵化から産卵、成魚、出荷のサイクルを確立させました。つまり、完全養殖を独自の方法で確立された方です。
そんな、並々ならぬ努力の結晶ともされるピラルクをどうか日本に住む人たちに味わってほしい、知ってほしいという考えから了解を得ました。
鈴木さんはペルー国内で冷凍ピラルクをパックにして販売しています。現地では、これをペルー料理のセビーチェやフライにして食べています。
冷凍ピラルクのパック
また、適切な処理を行っているので刺身としても食べることもできます!
ピラルクの刺身
この他にもピラルクのしゃぶしゃぶや天ぷら、ムニエル、西京焼、さつま揚げ、蒲焼きなど幅広い料理として活用することができます!
まだ、試したことがないのですが、お寿司にしてみるのもすごくおいしいかと思います。
補足として…
日本にも単発的に、ブラジルから輸入品として入ってきています。しかし、数量が限られており、いつ入荷するのかわからない状態…
今回の輸入元はペルーです。鈴木さんはペルー国内では販売もされており、孵化から出荷するまでのサイク