やさしさが循環する社会へ!多世代型コミュニティハウスを岐阜から

やさしさが循環する社会へ!多世代型コミュニティハウスを岐阜から
岐阜の豊かな自然に囲まれた大きな古民家ログハウスを活用し、子どもから大人まで様々な世代のかたが障がいのあるなしに関わらず尊重し、助け合いながら楽しく暮らす「生きたい社会」を自分たちの手でつくりたい!


camp-fire.jp
やさしさが循環する社会へ!多世代型コミュニティハウスを岐阜から
4 ~ 5 分
【ゴミ屋敷で暮らす親子との壮絶な出逢いから】

心理専門家として学んだ知識を活かし、2015年に自殺防止のNPO法人を立ち上げて活動する中でゴミ屋敷に暮らす6人の子どもたちと出会い、親を含め8人の親子と一年一緒に暮らしてきました。ゴキブリを踏みつぶしながらゴミの上で暮らしている子どもが日本の社会に存在していることが衝撃で、更に、その状況を知りながら10年も放置してきた社会そのものに、胸が潰れる思いでした。児童相談所や行政との交渉を何度も繰り返し、やっと自立をしていきましたが、その途方に暮れるような保護生活を支えたのは、全国から援助して下さった心ある皆様と、自然の恵みの安全な食べ物、自然に囲まれた心癒される古民家でした。保護していた親子が自立した後、共助コミュニティ一の必要性を痛感し、2019年1月から森羅万象の恵によって、ヒト・モノ・トコロを再生させる神羅万象プロジェクトを始動、約1年半でおかげさまで約100名の賛同する仲間ができました。そしていま、いよいよ本格的なコミュニティを形にする好機が到来しました!

【次々と見えてくる日本社会の生き場を失った子どもたちや大人たち】

8人の親子が自立した後、今度は祖父からの虐待で逃げ出してきた、0歳と2歳の子どもを抱えた親子、片足のない犬と猫と暮らす身寄りのない70代の老婦人、長年うつで苦しんできて家族を失くした50代の男性、コロナ下で育児ストレスを抱えた両親から保護された子ども、末期ガンで最期の癒し空間を求めて療養された60代の男性など、様々な事情から生き場を失ったたくさんのかたたちの一時避難所として、仲間たちで再生した古民家を使って援助してきました。

そんな時、神羅万象プロジェクトの交流会に見えた石川県の白山比咩神社、奥宮の関係者のかたから、地球の黄金比と137度ラインのお話を伺い、ちょうどご縁のあった物件がその位置にあることが判明しました!地球の黄金比率は1:1.618の東経137度ラインにあり、地球上で最もエネルギーの強い日本の真ん中にあるそうです。そこに、以前、デイサービスとして使われていた大きな古民家ログハウスが放置されていました。大家さんのお話を伺うと、目指すところはわたしたちと同じ「生きたい社会」を作りたくて心を込めて作られた建物でした。

思い入れのある一つ一つの大切なモノたちをそのまま生かして必要なかたたちのために活用させていただきたい。

仲間たちの熱い思いに深く共感して下さり、昨年12月からお借りする流れになりました。既に、障がいのある息子さんの居場所を求めてあちこちたらい回しになり、生き場が見つからないご家族、虐待被害から3人のお子様を抱え、生き場を求めるご家族、つい先日は、交通事故で両足骨折し車椅子の状態のかたが緊急避難されたり、緊急に居場所を求める相談者は後を絶ちません。まずはシェアハウスから着手し、そこで暮らすかたや集う仲間たちのお仕事作りも兼ねて事業化していきます。

そんな、頼もしい仲間たちを紹介します!

●井川香苗子(いかわ かなこ)

みなさん、こんにちは。ライオンの隠れ家で新しいことを思うままにチャレンジしいてるかなちゃんです。

私が一番やりたいこと!それは、学校をつくること!馬のいる牧場があって、広葉樹と杉林に囲まれた森の中で、子どもたちがその子の持つ特性のままに、のびのびと過ごせる学校。興味があることに没頭できる時間と空間。子どもも大人もお互いが