同じ1個の人間として尊重し合える。そんな学校を自分と仲間の手でつくれるチャンスが巡ってきたのです! わお!こんなにワクワクすることってないです! このライオンにいて一番うれしいこと。それは、本当にありのままの自分でいられること。「人にどう思われるか」ということを気にすることなく、自分の思いを語れること。それは、自分を受け入れてくれるという安心感がここにあるから。いま、活動している中で感じること。心の制約がないっていうのは、どうしてこんなにも自由で幸福なんだろうということ。日常の中で、なんだか社会から圧力をかけられているように思っていた。周りの人間関係もなんだか相手を値定めするような空気感があった。それはまるで、ガラスの小箱にいれられているような息苦しさ。
だけど、いま、毎日が全身手足を目いっぱい広げて背伸びしているかのよう。私は、ライオンの仲間に出会って、この胸いっぱい呼吸できる場所を手に入れました。それを、今度は、ライオンに訪れる人が味わえるようにしたい。子どもたちはその子本来の姿で、まるで植物が太陽に向かって伸びていくように自由に成長して欲しい。大きな呼吸ができ、たくさん笑い、温かい人間関係をつくることが私の楽しみです。いっしょに楽しみましょ♪
●松井 知恵(まつい ちえ)
中学3年、小学6年の男の子のお母さん&福祉部門担当の知恵ちゃんです!
元々私は、今の自分ではダメだと、存在する価値もない。自分に自信もなく、人にどう思われるか、人の顔色を伺う毎日で、私自身が生きづらさをかかえて過ごしていた一人でした。
自身の病気、元夫のモラハラ、離婚、裁判、元夫の死、鬱、思い通りにならない子育て、再婚、父の介護・死…女性が苦悩する様々なことを経験してきました。
そんな中、生きづらさをなんとかしようと心理学を学び続けてきました。
自分と向き合い、ありのままの自分を受け入れ、許し手放すことで、幸せは「ない」から「ある」に変化し、今ここにある幸せを感じることが出来るようになり、生きる喜びを感じることができるようになりました。
それは一人では得ることができなかったと思います。支えてくれる仲間がいたから、大丈夫だよと思える場所があったから。
そんな場所をこのコミュニティハウスで作っていきたい。
孤独と不安を抱える人達と愛と繋がりと生きがいを持てる仲間を育むことによって、自他共に安心と幸せを増やし続けることをミッションに、福祉の実務経験や過去の体験を活かし、活動していきます。
●杉山 均(すぎやま ひとし)
みなさんはじめまして杉山均です。このたびたくさんの方のご協力のおかげをもちまして、森の学校ライオンの隠れ家を立ち上げることになりました。
私は本気で思っています。この活動が、次の時代を担う新しい人類、新しい文明を築くための入り口になってくれると。
自殺防止の電話相談員を4年半やりながら、名古屋市で2期8年、政治の世界を見てきました。現場で苦しむ人たちと、政治の世界との大きなギャップに深い憤りを感じながら、生き場を失ったかたたちの一時避難所を提供してきました。
そんな中で、同じ未来を描く心強い仲間たちと出逢い、その思い描く未来に相応しい場所にご縁をいただくことができました。
このライオンの隠れ家では誰もが平等に差別なく暮らせる環境を作っていきたいと考えています。無農薬、化学肥料不使用のお米や野菜を、安心で安全な食材を提供して、発達障がいのある子どもたちや精神疾患に苦しむ成人の方の自立に向けた生活環境を提供していきたいと思っています。