はじめに・ご挨拶
初めまして、KANAです。2020年9月まで東京にいて、副業で5年間、千駄ヶ谷で「楽しくなければダンスじゃない!」をモットーに、大学生~大人向けを中心とした初心者向けダンススタジオを運営していました。収益はほぼなく、生徒さんからいただくレッスン費はレンタルスタジオ代や発表会の会場費に使っていました。また、上手い下手ではなく、楽しいかどうか、を大切にして、NPOの活動で学校に訪問し世界のダンスに触れる講座のファシリテーターを務めていました。
新型コロナウイルスをきっかけにアメリカで就職予定が内定取消となり、友人からの紹介でいただいたお仕事をきっかけに鹿児島に移住しました。
このプロジェクトで実現したいこと・プロジェクトをやろうと思った理由
鹿児島に移住して、自分自身がダンスを続けたくてダンス教室を探すべく、市内にあるダンススタジオほとんどすべての体験レッスンに参加しました。
そこで気づいたのは、小学生~高校生がいて、大学生や大人が全然いないこと。スタジオの外で、私と同じ世代の方たちが、ご自身のお子さんがレッスンを受け終えることを待っている姿。
私は、ダンスを通じて、何歳になっても今を一番楽しみ、きらきらしている大人に沢山出会ってきて、そこにあこがれて自分自身もダンスを楽しんできました。
鹿児島のダンススタジオはどれもレベルが高く、踊っている子どもたちもとても上手でした。
ならば、私は、私自身もダンスのプロではないから、初心者向けの、楽しく踊ることが目的のダンス「教室」ではなくダンス「スタジオ」を作ろう。もともと東京でやっていたダンススタジオを鹿児島では本格的にやってみよう。と決めました。
また、東京のダンススタジオでは、年齢や職業などが全然違う生徒さん同士が繋がり、一緒にお出かけをしたり、ご飯を食べに行っていたりしていました。そうした、色々な人がつながる、コミュニティとしても、ダンススタジオを機能させていきたいと思っています。
これまでの活動
東京のダンススタジオでは、2年に1回発表会を開催していました、発表会を見に来た人も楽しく時間が過ごせるよう、パーティースタイルで実施していました。レッスン料の売り上げの全金額を会場費にまわして、生徒さんの発表会に出る負担も限りなく少なくできるようにしていました。
熊本・大分での震災が発生した時や、フランスでのノートルダム大聖堂の火事があった際には、自身で自由に決めた参加費の全金額をボランティア団体等に寄付する 「チャリティーダンスワークショップ」を実施しました。毎回3万円ほどの寄付が集まって、全額寄付していました。
また、友人知人の結婚式でのフラッシュモブやパフォーマンスの依頼を受けたときにも、「盛り上げたい」という想いを参加資格に、年齢やダンスの経験など幅広いメンバーを集め、会場の参列者も巻き込み、楽しんでもらうダンスパフォーマンスを振付していました。
NPO法人コモンビートの学校訪問事業では、過去に同法人のミュージカルに出演した経験のある年齢や職業など個性豊かな仲間をあつめ、一緒に子どもと踊ってもらうことで、「正解の動きができているできていないではなく、楽しく踊って、世界の音楽を感じる」ことを伝えてきました。
2020年は、東京のダンススタジオの生徒さんや仲間をオンラインで集めて、アパートに住んでいても大丈夫なように着席スタイルで上半身だけ使って踊る作品をリモートで制作しました。
これらの写真や動画を見ていただいて、色々な年齢層の方がいるなあ、ということに