人形劇団京芸 ご支援のお願い!子どもから大人まで、すべての人に人形劇を!

人形劇団京芸 ご支援のお願い!子どもから大人まで、すべての人に人形劇を!
人形劇団京芸は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、多くの公演やワークショップが全てキャンセルとなり、一時は休業を余儀なくされる事態に陥りました。活動を再開した現在も劇団活動を継続していくことが大変困難な状況にあります。どうか皆様のご支援をお願いいたします!


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人形劇団京芸 ご支援のお願い!子どもから大人まで、すべての人に人形劇を!
6 ~ 7 分
ごあいさつ

 こんにちは。私たち人形劇団京芸は京都の宇治を拠点とする創立70周年を迎えたプロ人形劇団です。1949年の創立以来、全国各地に赴き、子どもから大人まで幅広い世代に人形劇を届けてきました。

『モモ』より
このプロジェクトで実現したいこと

子どもから大人まで、すべての人に人形劇を届け、想像の世界を共有し続ける、それが私たちが実現したいことです。

2020年、新型コロナウィルスの感染拡大のために数えきれない公演が開催断念を余儀なくされ、人形劇を届けるたくさんの機会が失われてしまいました。

私たちは、どうすれば再びみなさんの前に立ち人形劇を届けることができるか試行錯誤を続け、感染予防策を徹底しながら少しづつ公演活動を再開できるようになってきました。

しかし現在、以前のように公演活動ができない状況下で、劇団を存続させていくことそのものが厳しい状況に陥っています。2020年の4~9月の収入は例年の9割減となり、年間収入の半分が失われました。その後も感染拡大の波は収まらず、これまでのような公演活動に戻る道は容易ではなく、息苦しさが蔓延する社会の中、劇団員ひとりひとりの暮らしも決して楽ではありません。

私たちの仕事はこれで終わりなのか、人形劇は必要ないのか。自分たちが一番大切に思ってきたものが、社会にとってそうでは無かったのかと無力感に飲み込まれそうになる日々が続いています。しかし、当たり前だったことが次々と変化し、足元が揺らぐような感覚の中でも、変わらなかったものがあります。子どもたちです。

コロナ禍以前のふれあいの様子

少なくなった公演活動の中でも、子どもたちは決して変わりませんでした。世界が窮屈に形を変える今、子どもたちだって毎日何かを抱えているかもしれない。しかし人形劇を観るとき、彼らは以前と変わらず、強く素直な真っすぐさで人形劇の世界に飛び込んでくれました。

どんなことが起きても、人形劇をみんなで観る今この瞬間は、ともに笑い、驚き、冒険をして、人形と共に生きてくれる。子どもたちのその姿に私たちがどれだけ救われたか知れません。そして、この笑い声、このエネルギーを、私たちは諦めたくない。子どもたちが改めて気づかせてくれる人形劇のたくさんの魅力を、子どもたち、そして大人たち、すべての人に届け続けたい。私たちは足を踏ん張り顔を上げて前に向かうことを選びました。

子どもから大人まで、すべての人に人形劇を届け続ける。私たちは、この思いを実現するために、本プロジェクトを立ち上げました。誰もが大変な社会の中で、このようなお願いは心苦しくもあります。自分たちでどうにか出来ない不甲斐なさも痛感しています。でもどうか助けてください。みなさまにご支援をお願いしたいと思っています。どうかお力をお貸しください!

『ぼくのおとうと』より
人形劇団京芸の活動

人形劇団京芸は、幼稚園保育園での公演、小学校の体育館での鑑賞行事の公演、地域の子育て支援での公演、全国各地のおやこ劇場や行政でのホール公演、また劇団の自主公演など、全国各地で様々な公演活動を行っています。また毎年、文化庁の「文化芸術による子ども育成総合事業」の巡回公演の実施や、地方巡回公演などにも取り組んでいます。海外では近年ASSITEJ Korea Internationalの招待公演において、現地の子どもに楽しんでもらうために字幕ではなく全編韓国語での