28歳からの挑戦!人生×僕=夢を与える【美容師の物語】を制作し、個展を開催したい

28歳からの挑戦!人生×僕=夢を与える【美容師の物語】を制作し、個展を開催したい
厳しいコロナ禍の中、突如降ってきた『物語』。構成も絵もなにもかもが初めての挑戦。不安に押し殺されそうになっても、諦めずになんとか前を向けたのは「夢」を叶えたい、ただその一心でした。エンターテインメントで美容師の魅力を未来に繋ぐ、そのはじまりが今ここに。

はじめまして。地元富山県のヘアカット専門店で働きながら、空いた時間に美容師の物語『おとぎ話 HINATA HIKAGE BEAUTY WORLD』の制作を進めている開発欣紀(かいほつよしき)と申します。1993年生まれの28歳です。

この度は数あるプロジェクトの中から
こちらのプロジェクトをご覧いただきましてありがとうございます。

このプロジェクトを通して

作家活動に専念する時間を十分に確保することで作品を完成させ、人生初の個展を開催し、夢を与える作家活動のスタートを切りたい!またその新しい挑戦を、一緒になって盛り上げていき、共創してくださる方を募るためにこのプロジェクトを立ち上げました。

初めに僕の夢をお伝えさせてください。
高校卒業後、18歳で美容学校に入学し、美容業界に足を踏み入れました。当時、漠然と思い描いてた夢が「世界一有名な美容師」になることでした。どうなれば世界一といえるのかなんて、もちろん見当もつかず

美容大会でいい成績を残せば夢に近付けるのでは?

と学生ながらに思い、必死に活動してました。世界を目指す前にまずは日本一を目指して頑張った美容学生時代。2年生最後の大会で優勝することができました。

次は世界を舞台に結果を残したい!

そう思い、初めての海外、初めての飛行機のチケットを大事に握りしめてオーストラリアへ渡りました。今思えば、英語力も人脈も美容師としての技術もない状態でよく行けたと思います。勿論、現実はそんなに甘くなく困難の連続でした。
それでもなんとか,時間はかかりましたが、3年目にして美容大会への出場権を手にしました。大会では日本人僕一人、緊張感漂う中、世界の舞台。

結果は優勝、、、ようやく、ようやく夢見た世界に手が届く!と気持ちは高まっていました。

↑当日審査後、会場のロビーで撮ったモデルさん(掲載許可を頂いております)

↑優勝トロフィー

しかしながら、思い描いていた理想と現実はかけ離れていて、手が届く気配すらなく、何も変わらない日々がその後も流れるだけでした。
完全燃焼。。。

やり場のない気持ち、目標も失い、路頭に迷った僕はオーストラリアから離れることを決断し、カナダへ自分探しの旅に出ました。カナダでは別の角度から勉強してみようと思い、美容師を一旦辞め、ラーメン屋さんとフードトラック屋さんで働きました。
そして、1年間働いたのちにラーメン屋さんからスポンサービザ(2年間働きながら、滞在できるビザ)を頂ける話となり、昨年2020年の3月。ビザの更新の為、日本に一時帰国 。そして、

コロナの波がやってきた。

僕に起きたコロナの影響は大きく、その後の人生プランを180度変える出来事となりました。

2週間の自宅待機をしてすぐにカナダへ戻る予定でしたが、その間にロックダウン。カナダへ戻ることができなくなりました。最低でも2年間はカナダに滞在予定で、そのあとには、永住権の取得も考えていた為、所持品もお金も全部残したまま。
こうして僕は実家暮らしのニートになりました。不幸中の幸いで実家に帰ることができましたが、そうでなければ今頃ホームレスだったかもしれません。貯金も収入もゼロ、国からのコロナ補助金で借金をし、なんとか生き繋いでいました。

それから8ヵ月間。
いくら待てど、国境が開く気配もない、、、
そうこうしている内に、ビザの発行期限が差し迫り、苦渋の決断。

カナダにあるものを全部諦め、日本に残ることにしました。将来に少しずつ希望が持て始めてた矢先の出来事で、手元に残ったのは将来への不安