SAYAポシェットは刀の鞘(さや)をイメージしたスマホポーチです。
キャッシュレス時代の到来で、日常生活に必要不可欠になったスマートフォン。
持ち物のなかで、スマホの優先順位は財布と同じか、それ以上になりつつあります。
スマホさえあれば決済に困らない、そんな時代になりつつあります。
そんな「スマホ」をスマートに携帯しつつ、お財布としても使いやすい「スマホポーチ」。
スマホを素早く出し入れする動きと、L字の形から「刀の鞘(さや)」をイメージし「SAYAポシェット」と名付けました。
発想の原点は「L字ファスナー長財布」。
「財布の機能を残したまま、縦にスマホを出し入れするスペースを設ければ使いやすいのでは…」
というところから発想を広げました。
従来の「お財布機能付きスマホポーチ」は「スマホ収納」の機能が メインであり「財布」の機能は”おまけ”の様な扱い。
「財布」としての使いやすさが、ないがしろにされているものが多い印象でした。
そこで「財布としても使いやすく、支払いのしやすいスマホポーチ」をテーマにデザインを進めました。
「スマホポーチ」に「L字長財布」の機能を追加。
中心で部屋を分割したような二層構造が特徴です。
従来の縦型スマホポーチとの最大の違いは「マチ」がある事。
この「マチ」が大きく拡がり、中身が楽に取り出せます。
ファスナーを開ければ口が大きく広がり、財布としても使いやすい理想の形となっています。
また、ファスナーは「オートマチックロックスライダー」を採用。
スライダーを引っ張らない限りロックが掛かり、勝手に開いてしまうことはありません。
このように「ポーチ」の状態から左手に持った時「L字長財布」になります。
従来のポーチ型のスマホウォレットと違い、「縦」ではなく「横」で支払います。
これにより自然な支払いを可能にしています。
インナーの中央仕切りは2枚の革を上下で合わせた形です。
「小銭ポケット」と「カードスペース」。
かさばる2つの収納スペースを「一枚の仕切り」にまとめる事により厚みを抑えています。
上が「小銭ポケット」下が「カードスペース」になります。
それぞれ高さは約4cm。
革の重なりを少なく、シンプルに仕上げ薄さをキープしています。
浅い作りの「小銭ポケット」。
深さは4.0cmと浅めの作りになっており、指が奥まで入りやすくなっています。
小銭の確認がしやすく、取り出しやすい作りです。
一見、狭い作りに見えますが小銭は25枚~収納可能です。
革に入れたスリット(切込み)でカードをまとめます。
大きく開けられた9.0cmのスリット(切込み)。
このスリットにカードを挟み込むようにしてまとめます。
5枚程度のカードが収納可能です。
お札は二つ折りにしてフリースペースへ。
10枚~収納できます。
余計なポケットは設けずシンプルな作りでカードとお札をまとめます。
外側はつなぎ目のない一枚革で包み込むように仕上げました。
スマホが接する内側には、型押しの牛革を貼り合わせることで強度を上げるのと同時に画面に革のクズがつかないように仕上げています。
内張りは牛革の型押し使い終わったスマホを簡単に収納できるよう、あえてフラップはつけていません。
大き目のスマホも収納OK!!
iPhone 11Pro Max (6.5インチ 158.0 mm×77.8 mm×8.1 mm) 対応チェック済み。
※10月14日に発表された新作のiPhone12 Pro