【世界1を目指して!】 F1エンジニアを目指す高専生、海外編入に挑戦!

【世界1を目指して!】 F1エンジニアを目指す高専生、海外編入に挑戦!
ひたすら流体の研究開発がしたい!そのためにF1チームのエンジニアを目指して、高専からイギリスの大学に編入学します。しかし編入に対応した奨学金は非常に少なく学費に困っているのが現状です。F1エンジニアへのチャレンジにいいね!と思ってくれた方、どうかご支援をよろしくお願いします!!

たし、いいコンポーネントを購入することもできない。その制限下で戦うことに、アイディアで一矢報いてやろうという闘争心もありましたが、お金さえあればこんなことできるのにな…と財力にアイディアがつぶされることにやるせなさを感じてました。そこで思ったのが、将来は絶対自分の興味のある流体分野で、好き放題開発できる仕事がしたいということです。ここから具体的に将来の進路が定まってきました。

ここまで1日でやりました(笑)楽しかった!!

3、モータースポーツに魅せられて

モータースポーツを見始めたのも、エコランを始めてからでした。リーダーとして、レース業界のいろんな知識を付けておきたいと思い、はじめは地上波で見つけたFormula Eを見て、やがてFormula 1も追いかけるようになりました。その後、WECやWRCなどいわゆる世界トップカテゴリーと言われるレースや、国内のSuper GTやSuper Formulaなどを色々見るうちにすっかりモータースポーツに魅せられました。 特にスバルがニュルブルクリンク24時間に挑戦した際のドキュメンタリーと佐藤琢磨さんがインディ500で優勝したときの特集には大きな影響を与えられました。まずレーシングマシンがめちゃかっこいい。ドライバーはすごすぎる。そしてそれに携わるメカニックやテレビには普段出てこないエンジニアも、全部がかっこいい。
いろいろなレースを見て技術を学ぶ中でも、一番惹かれたのがF1でした。毎戦アップデートが入ることには度肝を抜かれたし、将来働く場所はここでありたい、と強い意志を抱くようになりました。その理由は開発速度、その背景にある膨大な資金力や現在のF1カーにおいては空力(流体力学の一分野)が最も重要な要素であるという点。エンジン性能を犠牲にしてまで空力を重視した技術、エギゾーストブローイングなどはまさにその一例でしょう。僕にとってF1はひたすら自分のアイディアが試せて、すごい技術者と競い合える場、そして空力の頂点。世界で活躍するエンジニアになれるチャンスを、逃すわけがなかった。

3、僕の強み

じゃあ僕の強みはなにか。F1を目指してイギリスに行ってる人は他にもいるじゃないかと。
ここまで読んでくださった方の中にはそう思っている方もいらっしゃるかもしれません。
実際に僕よりモータースポーツに詳しい同年代の人もいるかもしれない。
ただ僕には他人には絶対に負けない2つの強みがあると思っています。

1つ目は、常識という概念を嫌い、周囲がやらないことを進んでやってしまうという姿勢。
実は僕、小学校を除籍になってます。それは僕が幼少期より続けていたピアノを軸として、小学生の時にロシアに2年間、音楽留学をしたから。前例がないことだったので学校側が特別な対応を取ってくれたらしいです。ほかにも学校の授業中に教わった熱湯を注ぐとガラスが割れるという話を実際にやってみたり、警報で授業がなくなった日に工場で普段使わない工作機械の使い方を教えてもらって、精度±0.005mmの直方体を作ったり。カルマン渦を可視化したこともあります(最近気づきましたが、雨のきつい日に高速道路でトラックの後ろを走るとトラックの後輪周りにカルマン渦見えました)。周囲の友人からは、やろうと思えばだれでもできるかもしれないけど、結局誰もやらないようなことをとことんやってるよなと言われます。たしかにその通り、留学だってお金があればできるだろうし、時間さえあれば誰でも金属は削れる。でもそれを実際にやったかやってないかには大きな差がある。自分自身では