全員4年生ですので、このクラウドファンディングを成功させて、大学生活に良い思い出を残して卒業してもらえればと願っております。ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
■これまでの取り組みや作業風景など
■リターンについて
このファンドでのご提供品は、少量生産では単価が高くなりますので、その対策として、ご提供品の製造を学生達自身で行うことを条件に、学生にクラウドファンディングの参加の希望を聞いたところ、4名が参加しました。縫製、パッケージ制作などは学生達が無償で行いますので、本来製造工程として必要な外部委託の縫製料やパッケージ印刷代はかかっておりません。つまり原材料費+諸経費+送料でのご提供となります。
プレーンタイプ ¥2,400 アニマルタイプ Rabbit ¥2,400 Cat ¥2,800
製品の仕上がりについては実際の商品に劣ることは決してございません。また、本プロジェクトは大学の教育・研究の一貫ですので、製品送付後のアンケート調査にはご協力をお願いいたします。このファンドが好評であれば(株)博有から商品として販売されます。
■商品開発中、よもやま裏話
◆「消臭」と「脱臭」は違う?
このページ上では、一般的な「消臭」ではなく、「脱臭」という言葉を使っています。私も最初は「消臭」と「脱臭」の違いがわかりませんでした。(株)博有の技術者の方によると「消臭」は臭いを化学的に分解することで、「脱臭」は臭いを物理的に吸着するものとのことです。結局はどっちも臭いが取れるということでは同じですが、グラウフィルターは「脱臭」なのだそうで、ここのページでは「脱臭」という言葉に統一しました。
◆え? 臭いに鈍感な人の方が、くさいと感じる?
新たな試作品を作成する度に、学生、教員ともに家にもち帰り、それらに効果があるかどうかを家の靴で試していました。その中で、人によって視力に差があるように、嗅覚にもかなりの差があることがわかってきました。試作品を使っても臭いが取れない靴があるというので、(株)博有の方に臭気計で計測をしてもらいました。するとその靴は人の感じる悪臭レベルにはないらしく、他の人達にもその靴の臭いを嗅いでもらいましたが、足の悪臭ではなく靴そのもののにおいのようなのです。(株)博有の社長さんも「足の臭いと靴のにおいが区別できない人は結構な割合でいますよ」とおっしゃっていました。ちなみに脱臭はなんでもかんでもにおいをとると思われている人もいるようですが、実際のところ、悪臭はとるそうですが、靴の革のにおいや香水のような良い香りなどは取らないそうです。
◆もう2年以上前のことです。
私が初めて(株)博有の会社の方々とお会いした時、サンプルのグラウフィルターの端材をいただきました。茶色で硬めのスポンジみたいな感じで、50cmぐらいの棒状でした。この切れ端で本当に臭いがとれるのかな〜、と半信半疑、これまで学内で履いていたサンダルに時々かけていた消臭スプレーを一切やめて、サンダルを使い終わったら、グラウフィルターの端材を丸めて突っ込んでおくことにしました。1ヶ月経ってもサンダルは無臭で、スプレーをかけていた時よりも、カラッとして爽やかな感じでした。結局、半年経っても、1年経っても全く臭いは感じませんでした。その間一度も脱臭力の復元はしていません。スプレーみたいになくなるのを気にしないでいいので、楽だなと感じました。
また、その当時の学生にグラウフィルターの端材を渡したところ、その見た目から、「えーっ、こんな