トランでフォアグラ料理を注文しても、おそらく、産地までこだわっていたり、メニューに載せていたりするところは、ほとんどないはず。
実際、日本に出回るフォアグラは、大半がハンガリー産。
それはそれでおいしいのですが、やはり、フランス産最高峰のペリゴール産フォアグラは一味も二味も違います。
これまでフォアグラを召し上がったことがないという方には、未体験のおいしさを。
そして、これまでフォアグラを召し上がったことのある方には、新鮮な驚きと衝撃を。
ぜひ、味わっていただきたいと思います。
<フォアグラ尽くしコース内容>
まずは、「前菜のサラダ」。こちらには、フォアグラのテリーヌと旬の野菜を取り合わせています。
ラズベリーとくるみのドレッシングも、濃厚なテリーヌと相性がバッチリ。
甘酸っぱい香りが食欲を掻き立てます。
続いて、「フランス産フォアグラ マリービスケットサンド」。
これは塩漬け後、コンフィにしたフォアグラの塩味とマリービスケットの甘さが絶妙。
通常のコースメニューにもご用意しており、女性やお子様に人気の高い一品です。
その後に登場するのは、「フォアグラのソテー」。
外はカリッと、中はとろけるようにクリーミーな状態に焼き上げたソテーは、まさに至福。
赤ワインのソースと、パッションフルーツとマンゴのソースの2種を添えてお出しします。
続いて登場するメインは、「鴨胸肉のロティ」。
「マグレカナール」の鴨胸肉は、ほのかにフォアグラの香りが漂い、風味が絶品。
鴨肉は赤身肉のため、鉄分の臭みが強い印象を持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、この「マグレカナール」はまったくの別物。
獣臭さが一切なく、上品なおいしさが楽しめます。
芯温58度で20分くらい温めたのち、皮目をカリッと焼き上げ。
ふっくら、レアの状態の鴨肉が、上質な赤ワインソースとよく合います。
これらに「バゲット」と「本日のデザート」がついて、5,000円。
フォアグラをメインにしながら、高級の鴨胸肉も味わえるというという、贅沢なフォアグラ尽くしのコースに仕上げました。この機会にぜひ。
パリの街中にある、気取りのないビストロがモデル。隠れ家のような個室も完備
赤を基調にしたダイニングルームは、本場、パリのモンマルトルにあるビストロのよう。
普段着姿の人たちが、楽しそうにおしゃべりしながらワインを飲んだり、料理を楽しんだりする空間を彷彿とさせてくれます。
ダイニング席は、全部で28席。
そのほか、カウンターや個室もあり、ひとりでふらりと訪れて料理を数品とワインを楽しむ人もいれば、個室で会食を興じる人たちの姿も。
また、平日は近隣にお務めの人たちが多く、週末になるとお子様連れのご家族も目立ちます。
誰が、どのようにこの店を使おうとも、完全に自由。
「ビストログルマン 」は、この街の日常にしっかり溶け込み、たくさんの人の暮らしのワンシーンとして存在しています。
最後に
はじめまして。シェフの斎藤です。
今回、このような通販セットを作ろうと思ったのは、このコロナ禍、外食の機会がほとんどなくなってしまった常連様の声がきっかけでした。
これまで、外でおいしいご飯を食べることは、暮らしのなかでちょっとした幸福であったはず。
その機会がコロナ禍でどんどん失われ、元の生活に戻る見通しもまだ立っていません。
そんななか、私たちにできることはないだろか。
そう考えていたとき、「ビストログルマンのフォアグラ料理が、家でも食べられたらいいのに」
そんなお客様の声が聞こえてきました