持続可能なキノコ栽培を目指す新規就農者を応援してください!!

持続可能なキノコ栽培を目指す新規就農者を応援してください!!
2020年8月、京都市伏見区にて農家のバックグラウンドゼロから新規就農。これまで1年間しいたけ栽培をしてきて見えてきた課題を解決し、持続可能なキノコ栽培を実現したい。そのための新たなステップに向けて、応援よろしくお願いします!

んなに美味しいんだということを知ってもらいたい。京都でもこんなに新鮮でおいしいしいたけが作れるということを証明したい。そして、地産地消という言葉があるように、新鮮な地元産の食べ物の良さを皆さんに知っていただき、みんなで京都の農業を盛り上げていきたいと考えています。

また、最近では食育にも力を入れており、地元で栽培しているからこそできる収穫体験を、地元の直売所などに出張して開催しています。特に小さなお子さんはしいたけの収穫は初めてで、楽しそうに収穫されている姿が印象的でした。これまでしいたけは食わず嫌いだったお子様も、収穫体験を通じてしいたけを食べるようになったというお声もいただけるようになってきました。

「エコトート」

RE:ARTHのエコトートは、コーヒーを使ったキノコ栽培の実験に取り組む中で、ご協力いただいていたコーヒーの焙煎事業者様(現在の麻袋提供者様)からいただいた一言がきっかけで生まれました。

「コーヒーって、コーヒーの出し殻もそうなんやけど、他にもいろんな廃棄物出るんやで」

詳しくお話を伺うと、コーヒーの生豆が入っていた麻袋や樽、コーヒー豆の生皮(チャフと呼ばれている)もたくさん出るとのことでした。その中でも、麻袋を見たときに私の目は釘付けになりました。コーヒーの麻袋にはそれぞれの農園のロゴなどがプリントされているだけでなく、取引の際に書かれたであろう手書きの数字や記号、生豆の品質を確認するために開けられた穴などがあり、同じデザインに見えても実は1つ1つに違った表情があり、その表情こそがこの麻袋がたどった唯一無二の歴史に見えました。

その表情をできるだけ残して何か別のものにできないだろうか。ありきたりかもしれませんが、私は鞄作りをしている同級生に相談し、麻袋の表情をできるだけ活かせる大きさや形を実現したものが、RE:ARTHのエコトートです。

【私たちの未来への取り組み】

RE:ARTHでは、コーヒー残渣(出し殻)を使用したキノコ栽培実験に取り組んでいます。
日本は世界でも有数のコーヒー消費国。そのほとんどを海外から輸入しています(一部沖縄地域で栽培されています)。Chido’s mushroomによると、1杯のコーヒーに含まれる実際のコーヒー豆の成分はわずか0.2%。99.8%は廃棄されています(一部農業に利用されたり、バオマス発電に使われたりもしています)。近年ではフードロスや食品ロスなどという言葉を頻繁に耳にすることがありますが、99.8%の廃棄率という数字は驚くべきものです。

また、コーヒーを抽出したコーヒー残渣には水分がたくさん含まれているため、燃えるゴミとして出しても燃えにくく、余計に燃料を消費してしまいます。

そこでRE:ARTHではこのコーヒー残渣を有効活用すべく、コーヒー残渣を使用したキノコの栽培実験に取り組んでいます。また、きのこを取り終わった後の菌床は土に返してやることができるだけでなく、農産物にいい影響があることも少しずつわかってきています。そのため、土→コーヒー→菌床きのこ→土という循環を生み出すことができるようになるのです。

今後、このコーヒー残渣を使用したきのこ栽培実験もより強化していきます!

【プロジェクトで実現したいこと】

今回のプロジェクトでは、就農から1年、様々な障害にぶつかりながらも手探りでその障害を克服し、今後もしいたけ栽培のみならず、コーヒーを使ったきのこ栽培などの循環型農業の実現や廃棄物削減に取り組んでいきたい!RE:ARTHの取り組みにご賛同いただける方々に私の