●田村
寡黙でクールだが熱い思いを秘める。
フランス語の専門学校を卒業後、渡仏予定だったがコロナで断念。
祖父の友人だった農場長を頼って砂川市へ。
2021年4月、パーティーに加わった。
もともとヨーロッパの文化に興味がある。
まだワインを飲めるようになったばかりの20歳で、絶賛ワイン勉強中。
将来は農場での実地経験を生かして大学でさらに研究を進めたり、フランスでの修行を目指している。
不本意ながらの牛牧場からの転身。
ブドウ用ではなかった土でのブドウ栽培。
そんな幾多の壁を乗り越え、少しづつではありますがブドウの生産を軌道に乗せて参りました。
この先へ向けて:この地にワイナリーを作りたい!
北海道砂川市にてブドウからワインまで。そしてその先の可能性へ。
現在砂川市にはワイナリー(醸造施設)がありません。
砂川初のワイナリーの設立を目指し、私たちは邁進しています。
自社製品第1号として皆さまにお届けしますのが、お酒が飲めない人でもワインの美味しさを感じられる、こだわりのブドウジュースです。
今回のプロジェクトを足掛かりにより多くの方にワインに親しんでいただけるワインリゾートの建設まで見据えて頑張ります!
4.応援いただきたいこと
近い将来、醸造までとなると技術の習得に最低5年間は修行が必要となります。
しかし皆様に全工程砂川で作られたワインをお届けするには、修行期間、そして醸造期間、葡萄だけでなく我々も 肉体的、精神的、経済的に耐え抜かなくてはなりません。
それでも妥協した商品はお出しできない。
そこで今回、醸造用ブドウを用いたジュースを考案しました。
こちら開発に成功すれば、醸造期間の貴重な収入源とすることができ、醸造設備の建設や修行期間を耐え抜く助けとなります。
5.これまでの歩み
もともとは代々牛農家でしたが、高齢や経営の負担を理由に諦めました。途方に暮れていた時、たくさんのご縁がつながりワイン用ブドウの栽培を始めることに。
土地も気候もブドウ向きではないことから様々な批判を受けましたが、手探りでいろいろな仲間に教わりながらひとつひとつ丁寧にブドウを作り続けてきました。
春先、芽かきにてブドウの樹形を整えます。
夏は除葉の季節。余分な葉を一枚一枚取り除きます。
秋の夕暮れ、鹿の食害対策にライトを設置。
●幻のファーストヴィンテージ
はじめて出来上がったブドウから、ワインが仕上がったのが2018年。
醸造を岩見沢の「10Rワイナリー」にお願いし、酪農学園大学の学生が作ったラベルを貼ってお出ししました。
初絞りの総本数は366本。
ソーヴィニヨン・ブランの特徴を表した香りと、少しとろみのある甘さ、そしてすっと解けていく喉越しに、お飲みになられた方々より「美味しい!」とのご好評を頂きました。
以来皆さまのご期待に添えるよう、身を粉にしてブドウの品質向上に努めております。
※2018年ヴィンテージはご好評につき完売いたしました。
●酪農学園大学との絆
私たち豊沼ヴィンヤードの大きな特徴として酪農学園大学との学術提携があります。
高橋農場長は酪農学園大学にて教職課程を専攻され、教職免許を取得されたものの、家業を継ぐために断念。そのため教育への想いは熱く、学生たちの学びのため、ヴィンヤードを実習畑にしました。
酪農学園大学ワインサークルROWPの学生たちが畑で一人一人課題を持ち、それを研究しています。
また地域の環境教