「はじめに・ご挨拶」
日本体育大学4年の飛田流輝(とびたるき)です。
スノーボードスロープスタイル、ビックエアの競技をしています。
大学2年次のシーズンではFISスロープスタイルワールドカップ 総合優勝を獲得することができました。
*スロープスタイルとは…
キッカー(雪のジャンプ台)や、ジブアイテム(レールやボックスなどの雪以外でできたアイテム)などが設置されたコースを滑り、全ての滑りが総合的に採点され、その得点で競われる種目です。
スロープスタイルは大会によってコースが異なり、短いハーフパイプが設置されたコースなどもあります。
↑キッカーのジャンプシーン(スロープスタイル)
↑ジブアイテムのジャンプシーン(スロープスタイル)
↑ハーフパイプのシーン
*ビックエアとは…
キッカー(ジャンプ台)での演技を競う競技です。
先ほど紹介したスロープスタイルでもキッカーはありますが、ビックエアは一発のキッカーでの演技で勝負をします。
スロープスタイルで利用するキッカーに比べると、ビックエアのキッカーは大きいサイズを使用する特徴があります。
スロープスタイルに比べると大技やユニークな技が出やすい特徴もあります。
↑ビックエア ジャンプシーン
「このプロジェクトで挑戦したいこと」
現在日本で開催されている、世界大会で練習を積み重ねてきたアスリートの雄姿をみて、「自分も」と勇気をたくさんいただきました。
私にとって、来年の1月に開催される北京での大規模な大会でメダルを獲得するために、今年のワールドカップがとても大切な試合となります。
今回のプロジェクト資金はワールドカップでの遠征費として使用し、大学4年生として節目の年でもありますので、競技に人生をかけてきた分、ワールドカップ・北京での世界大会でメダルを獲得したいと思っています。
「私がこのスポーツを始めたきっかけ」
私はとにかくスノーボードが大好きです。
そのきっかけを作ってくれたのは尊敬する父親のお陰です。
3歳の頃、父親に新潟のゲレンデへ連れて行ってもらったことがきっかけでスノーボードを知りました。スノーボードに乗った時のスピード感や雪に触れる感覚が楽しく、いつの間にかスノーボードにのめり込んでいました。
父はいつもそばにいてくれて、技を磨くためにビデオを撮ってくれたり、アドバイスをたくさんしてくれました。
また、スノーボードを通じて沢山の友達が出来たことは掛け替えのない宝物です。
父、スノーボードに携わる上でサポートしてくださっている方々に大変感謝しています。
「これまでの歩み・軌跡」
ワールドカップや世界選手権などに出場し、世界を転戦しています。
2022に北京で行われる世界大会の出場権は頂いておりますので、練習を積み重ね金メダルを狙っています。
【主な成績】
2020-2021(大学3年次)
USA Aspen FIS 世界選手権 スロープスタイル 9位
USA Aspen FIS世界選手権 ビックエア 4位
2019-2020 (大学2年次)
AIR +STYLE 中国FISワールドカップ ビックエア 5位
イタリアFISスノーボードワールドカップスロープスタイル 2位
カナダFISスノーボードワールドカップ 2位
〜2019〜2020シーズンFISスロープスタイルワールドカップ 総合優勝〜
「資金の使い道・実施スケジュール」
海外遠征を行う中で金銭的にとても厳しい状況です。
北京で行われる世界大会までにはあと4回ワールドカップがあり、そこで結果を出してい