赤字の塗装工場を5年で黒字化した方法を本にしてまとめたい

赤字の塗装工場を5年で黒字化した方法を本にしてまとめたい
私は2006年塗装工場の工場長に就任しましたが、非常に問題のある工場で就任前に月損が5000万円ありました。そんな工場を黒字化に成功する事ができました。私が使った手法はTOC(制約理論)です。TOCをもとに独自のプログラムを設定して約5年で黒字化に成功しました。その方法を広めて製造業を元気にしたい。

会社関係者と退社後も多少の交流がありました。

取引先には、やはり工場経営者が数多くいた事もあり、赤字だった工場をどやって黒字化にしたのかと根掘り葉掘り聞かれるといった事がよくありました。

当時改善活動をした時は、必死でしたし、社内にも相談できる人もいませんでした。それが社外であればなおさらであったため、独自の考え方で、TOCを現場に落とし込んでいったのです。

しかし実際TOC自体が古くからある手法であったにも係わらず知られていなかったという事実は正直驚きでもありました。私自身は、製造工場で実践しましたが、基本的な考えでいえば、商社や物流会社などでも応用する事が可能なノウハウでもあります。

TOCは現在スループットを最大化する事で、ブロックチェーンやパケット通信といった最新テクノロジーにも応用されているものですが、一方で理解されにくいという欠点があります。しかもTOCの仕組みを理解している人でも工場などにどうやって落とし込むのかと言う人もいるかもしれません。
赤字工場を復活させた手法を本にしてまとめたい。

日本の経済が現在停滞している最大の原因は、製造業を人件費が安いとして海外へ移管し多くのノウハウが流出した事が原因と考えています。私もかつて2000年初頭から始まった海外移管についてに非常に危機感を感じていた1人です。その結果最大の生産移管先国であった中国は最先端のIT大国に変化しました。今後もまたまだ伸びる余地があるでしょう。

日本が元気になるには、やはり製造など、もの作りを国内で行う事が必要と考えています。そのためにはTOCのような古くて新しい手法を取り入れていく必要があります。

ただ一方で、TOCの基礎を理解していると、実現するために多くのシステムを導入する必要があると考える事が一般的です。私は大きなシステムを使用せずに行った手法になります。そのため若干アナログの要素が残ったやり方となっています。そのため初期導入には非常に適した方法と考えています。

今回のプロジェクトとして、赤字工場を復活させた工場の最適化した方法について一冊の本にまとめたいと考えて、初回出版費用として支援金の募集をさせていただきます。

赤字だった工場に、実際どのような順番で、どのように導入をしていったかを詳しく書きたいと思っております。ただ、どうしても内容がかたくなってしまう事で読みやすくするために今回は小説風に書きたいと考えております。

プロジェクト目標金額 100万円を目標とします。

(自費出版)

出版費用 約60万円(デザイン、製本代、資料調査代含む)

公演会会場費 約23万円

CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料 約17万

計 100万円
小説の内容ストーリー

仮題

「スナック従業員が工場経営者になってしまったの巻」

あらすじ

スナック従業員であった河合敦子 27歳が、父親が急死した事でひょんな事から父の経営していた、河合塗装の引き継ぎ社長となった。実はその工場はかなり深刻な状態であった。店のママ(銀座で店舗経営をしていた今井あけみ)や店の顧客(普段コンサルタントをやっている高木保夫)らのアドバイスによって工場の建て直しをしていく内容です。

目次

1.スナック従業員が突然工場の社長に!

2.改善のためにQCサークル?!をやってみよう。

3.真の原因ボトルネックを探そう

4.ねえ、その製品て本当に儲かっているの?

5.工場の計画ってパズルみたい。

6.ネットを使って集客が出来ないかな~

7.値段ってどうやって決