はじめに・ご挨拶
はじめまして、松岡智子と申します。
現在、都内で会社員をしながら東京都内でアーティストとして活動をしています。
芸術として世界を表現したらどんなものを創ることができるのであろう、そんな想いから、31歳になってから「アーティストとして生きていく」と決めました。絵画は独学で、画材も表現方法も試行錯誤の日々を送っています。
この度、2021年10月にルーブル美術館で絵を展示する機会をいただきました。
今回、ルーブル美術館の出展に合わせてフランスに渡航し、現地でライブペイントなどの活動を行うためにクラウドファンディングをすることに決めました。
応援よろしくお願いします!
「人それぞれが持つ美しさ」を、絵として表現したい
私が絵を描き始めたのは2020年はコロナ禍の中でした。
オンライン通話を通して、個人を抽象画化するというプロジェクトをはじめ、2ヶ月で約70名の方の絵を描くことに。オンライン会議の急速な拡大での新たなアート表現という点が注目され、
この取り組みはフジテレビ「めざまし8」や毎日新聞などで大きく取り上げていただいています。
人の話を聴いてその人の抽象画を描きながら感じるの、人は老若男女問わずとても美しい絵を持っているということです。
絵を依頼いただいた方の中には人生の岐路に立っている方や、大きな悲しみを抱えて立ち止まっている方もいらっしゃいました。
しかし、100名以上の話を聴く中で浮かび上がってきたのは、それぞれが全く違う、そして彼らが本来持っているはずの美しい色と形。世の中には、こんなに美しい絵を持っている人がいるのにも関わらず、自分の持つ美しさや可能性を抑え込んでしまっている人が多すぎることに気付いたのです。「その美しさをもっと表に出してほしい、あなたなりの方法で表現してほしい」と強く思うようになりました。
だからこそ、私が一人ひとりに絵を描かせてもらうことで、その人の可能性をさらに拡げるお手伝いがしたい。これが私の挑戦の理由です。
31歳から独学で絵を始めた理由。何も手をつけられなかった期間の先に見つけた絵画への情熱
そんな私も、絵によって自身の「人生の可能性」を感じることができた人間の一人です。
私がはじめて絵を描いたのは幼稚園の頃。
自由な色で好きな生き物を描くことは私の中で喜びでした。
一方で集中すると周りが見えなくなったり、逆に注意散漫になってしまったりと多くの悩みも同時に抱えていました。
「芸術で生きていくことは難しい」というイメージが強くあり、特に芸術系の大学や専門学校にも行かず、2019年までは芸術への関心は一度は封印していました。
(現在は6畳の寝室とアトリエを兼ねた部屋(賃貸)で制作活動をしています。)
再び芸術と向き合う転機となったのは、2017年に起業をしようと思ったことがきっかけです。
当時、亡くなった方と話ができるアプリを開発しようと思っていました。
私は大のおじいちゃん子で、
小学校の頃、祖父を亡くしたことで自分の理解者がこの世からいなくなってしまったと感じたことがあったのです。
大人になって、もう一目会って話がしたいという想いが改めて強くなり、それを実現するために起業を志しました。
結果的に100名の方にユーザーインタビューをして、非常にいいフィードバックを得ることができ、も出ました。
ニーズが高いことも知りました。
しかし、皆さんの思いがあまりに強く、重く私自身がそれを受け止めてサービスにすることができず、挫折してしまったので