上質素材と靴職人の手仕事が光る 〈東京発〉ユニセックスレザースニーカー

上質素材と靴職人の手仕事が光る 〈東京発〉ユニセックスレザースニーカー
職人の手仕事と国産の上質素材が生きる美しいシルエットとミニマルなデザイン。150年の歴史がある靴の街、浅草で培われた技術とこだわりが詰まった素足でも履ける履き心地。 ソール交換が可能、永く履く事で履く人の足に馴染み、エイジングであなたらしい一足に。

しい解釈を加え、この〈donuts hole〉プロジェクトに込めることにしました。

このプロジェクトで作る製品は以下のような目標を持っていきたいと考えています。

◯革靴に対する認識を変えたい
私たちは長い間、革靴を作ってきました。

靴を履く文化も10年程前から比べると、カジュアル化が進み、人々がコンフォートなスタイルを求める様になり、大きく変化して来ました。

革靴は硬い、歩きにくい、重い、お手入れが面倒、などのネガティブなイメージを持たれる方が多くなっているように思います。

しかし、質の良い革で作った靴は高価ではありますが、堅牢で、丁寧に使用して頂ければ非常に長持ちする物です、また歩くにつれて、その人の足の形や歩き方を記憶し、歩きやすく変化し、より愛着が湧くものです。
また革に対して動物保護や環境問題の観点から誤った認識が蔓延しているようにも思います。毛皮やエキゾチックレザー等、一部の高価な革や粗悪な鞣し加工に対してはその認識は正しいかもしれませんが、革は本来人が食肉用のとして屠殺した生き物の副産物です。

皮革というのは、それらを廃棄する事なく残さず利用する古来からの知恵でもあり、本来とてもエコな素材です。
若い方達の中には、今までスニーカーしか履いた事がない方もいらっしゃるかもしれません。

私たちの作る靴がそんな方たちが革靴を履いて頂けるきっかけになればと思っています。

◯処分される靴を減らしたい

私たちの作る商品はトレンドに左右されにくい定番的なデザインの商品を受注生産の体制で生産していく事で、在庫を抑えて、適正価格での販売を目指します。またソール交換等の修理にも対応する事で、廃棄される靴をなるべく減らす取り組みに繋げています。

◯靴作りの技術を継承させたい
アパレル業界のみならず、さまざまな業種で倒産、廃業や事業の撤退の話を耳にする様になりました。

私たちも長く共に続けて下さった取引業者さんや職人さんが次々に廃業を余儀なくされたり、規模を縮小していかなければ立ち行かなくなってしまいました。

日本の革靴業界は現在作業工程が細かく分業化され、製造の過程でどこかがストップしてしまうと様々な方面に影響が出てしまい、国内での靴作りが困難になってしまうという難しい業態になっています。

これは、メーカーが工場の稼働率を上げて店舗を持たず、在庫リスクの無いOEM生産(下請け)業務に注力した結果でもありますが、アパレル業界の構造にも問題がありました。

通常我々メーカー作った品物が実際にお客様の手元に渡るまで、数多くの仲介業者を通す事になり、最終的にとても高価な品物になってしまっていました。

そのため卸先はより安価な品物をメーカーに要求する様になり、我々は工場は仕事を受注するために要求に応えなければならず、工場内での人件費や設備投資費用を削減するようになってしまいました。

次第に安価な海外生産に製造背景を奪われるようになり、我々の様な小さなメーカーは新たに職人を育てる経済的な力も無くなり、人材の高齢化が加速し、現在に至ります。

しかし、浅草の靴産業には海外生産では出来ないような、素晴らしい技術を持った職人たちの細やかで繊細な仕事が未だに息づいています。

【特定商取引法に関する記載】
1.事業者の名称:株式会社ソウム
2.代表者:倉田和美
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