日本版「育児ボックス」作ります!第一段は大きくなっても使える”おくるみ”の提案

日本版「育児ボックス」作ります!第一段は大きくなっても使える”おくるみ”の提案
京都の風呂敷屋とコラボして、幅広い世代の方に愛されることを目指して開発されたきょうくるみ。おくるみといえば赤ちゃんだけが使うものですが、このおくるみは違います。よくある子供向けの可愛いデザインとは異なり、機能的かつ革新的なデザインで、遊びから生活まで誰もが様々なシーンでご使用していただけます。

ったら良いな〉をテーマに、子育て世代の方々にインタビューやアンケートを行いました。その他ベビーマッサージ講師や助産師、子育て支援のNPO法人の皆様にもご協力を頂きました。

アンケートの様子

皆様の意見で、

「持ち歩いてもオシャレなデザイン」

「赤ちゃんから大人まで使えるもの」

「おくるみとしての用途以外にも使えるもの」

などという意見があがりました。

私たちはこれらの意見を取り入れた、京都発のおくるみ製作を丸和商業様と共に始めました。

〜おくるみを作る上での条件〜

⭐︎風呂敷の良さを取り入れた、赤ちゃんから大人まで使えるもの
⭐︎おくるみを用いることで、赤ちゃんとの距離をより縮めることができるような遊び心もあるもの

当初は、私たちがデザインや用途などを考えていましたが、物づくりをする上で、良いと思えるものを世の中に出したい!という気持ちが強かったことと、丸和商業様のご協力もあり、デザイナーの福定様とWGD京都(World Good Design 京都)の久藤様もチームとして、一緒におくるみ製作に携わって頂けることになりました。

福定良佑/プロダクトデザイナー

1979年大阪府生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、シャープ株式会社を経て2008年ミラノドムスアカデミー(インテリアデザインコース)を修了。同年より、ミラノを拠点とするデザイナーパトリシア・ウルキオラのスタジオで経験を積み、イタリア有名メーカーとの家具、照明、キッチンウェアなどのプロジェクトに携わる。2012年帰国後京都にFUKUSADA STUDIOを設立し、国内の企業をはじめ、イタリアやデンマークの企業とのプロジェクトの実績がある。家具・インテリア製品・家庭雑貨などの幅広いデザインを手掛け、それらのプロダクトは国際的なデザイン賞も多数受賞している。

○作品例○

About | Ryosuke Fukusada
福定 良佑 プロダクトデザイナー 1979年大阪府生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、シャープ株式会社を経て2008年ミラノドムスアカデミー(インテリアデザインコース)を修了。同年より、ミラノを拠点とするデザイナーパトリシア・ウルキオラのスタジオで経験を積み、イタリア有名メーカーとの家具、照明、キッチンウェアなどのプロ

WGD京都(World Good Design 京都)久藤美智子/コーディネーター

WGD京都(World Good Design 京都)でコーディネーターとして伝統産業を支える企業の商品開発から販売促進まで一貫して支援。世界に誇る京都の伝統美を守りながら、より現代のライフスタイルに添ったかたちでの商品開発を提案。フォトグラファーとしてのキャリアを活かし商品撮影も手掛ける。

○作品例○

株式会社WGD京都 | 「京都の伝統工芸の技と現代デザインが融合した逸品」を世界へ提供し、情報発信することを目的に、2006年京都に発足しました。

今年の3月から一つのチームとして始動し、打ち合わせを重ねて来ました。

今回開発したおくるみは「きょうくるみ」と名付けました。

きょうくるみにはいくつかの意味が込められています。

○育児ボックスやきょうくるみを京都から全国に拡めていきたい「京」

○今日という日を明るく楽しい1日にしてほしい・子どもの今日しかない成長を見守りたい「今日」

○子ども、親、社会はそれぞれが独立している存在だが、共生し合って子どもを守りたい

 様々な人の思いや協力があって一つのおくるみができている 「共」

m’s choiceは、きょうくるみを原点として、育児ボックスの実現に向けて日々努力し、育児問題の解決に少しでも貢献していきたいと考えています。また、育児問題に多くの方が目を向け、手を差し伸べてくれるような社会になることを願っています。

 コットン100%(ダブルガーゼ)  「ナチュラルな素材」と「吸水性」を重視しました。

 染色には赤ちゃんが口に入れても安全な、『エコテックス』を使用しております。

★エ