工芸品を用いてできた商品や、周りの人におすすめしたくなるようなこだわりある商品を厳選します。
また、多くの企業様は、新しい商品を作っても知名度が低いことや、広告費をあまりかけられないことなどから、多くの人に商品を知ってもらうことが難しいとお声が上がっています。
しかし、このサービスが展開できれば、私たちの育児ボックスを通して、商品を宣伝していくことや、後世に伝統工芸品を広めていくことができるようになると考えます。
まずは、その第一弾として、コラボ商品である「おくるみ」ができあがりました!
中身の商品は段階的に発表していく予定です。
おくるみとは、赤ちゃんを抱っこしたり寝かしつけたりする際に使う優しく包む布のことを指します。新生児から生後3ヶ月頃までの赤ちゃんに対して、安心や安全、保温のため、全身を包み込んで使用します。また、生まれたばかりの赤ちゃんは首もすわっていない為、抱っこすることが簡単ではありません。しかし、おくるみを使用することによって、安全に抱っこすることが可能になります。
https://www.photo-ac.com/main/search?q=おくるみ&srt=dlrank&qt=&pp=70&p=1&pt=C
2020年10月頃から2021年の1月頃までの約4ヶ月間、京都の子育て支援のNPO法人様や、ベビーマッサージ講師の方にご協力をいただき、子育て中の方々に市場調査を行いました。
「子供が1歳になるまでに購入した、または使ったことがある物」として、以下のような結果になりました。
※アンケートは100名に取りましたが、項目によっては未回答の方もいらっしゃいましたので、数字に多少の誤差がございます。
この結果より、約8割の方がおくるみ(上から6個目)を使用していることが分かりました。
しかし、実際におくるみに対する意見を聞くと「巻き方がわからない」「おくるみ以外の使い道がない」「生後すぐしか使わなかった」など、マイナスな意見も挙がりました。
必要性が高い商品だからこそ、おくるみは誰もが簡単に使用でき、親子を繋ぐコミュニケーションツールの一つになるべきだと私たちは考えます。
そこで、これらの課題を解決できるよう、おくるみのイメージを一新する新たなおくるみ製作がスタートしました。
私たちは新たなおくるみを検討していく中で、“京都の風呂敷屋が作るおくるみ” に出会いました。その会社様が、「丸和商業株式会社様」です。
丸和商業様は半世紀もの間、京都の地で風呂敷を販売されている会社様です。
「風呂敷は心を包む道具」と考え、一般的な風呂敷から現代のライフスタイルに合わせた風呂敷まで幅広く取り扱っておられます。
丸和商業様は、“3つの風呂敷スピリット”を掲げています。
私たちはこれらの想いに感銘を受け、ご相談させて頂きました。
また、育児に対しても、3つの考えは同様に大切なことであると私たちは考えています。
<私たちの考える育児における結ぶ・守る・伝える>
①結ぶ・・・子と親を結ぶ・親と子育て世代を結ぶ・子育て世代と社会を結ぶ
②守る・・・子供・子育て世代を社会全体で守る
③伝える・・・日本の良い伝統文化を後世に伝える・親から子へ、子から未来へ伝える・愛情を伝える
丸和商業様の風呂敷に込められた想いを、おくるみにも込めたい!と思い、共同でおくるみを開発させて頂く流れになりました。
まず初めに、〈おくるみの機能面やデザイン面であ