ALSと闘う仲間に希望を。ボーダレスな音楽フェスMOVE FES.2021開催!

ALSと闘う仲間に希望を。ボーダレスな音楽フェスMOVE FES.2021開催!
ALSクリエイター武藤将胤がプロデューサーを務める音楽フェスMOVE FES.を、初めてリアルと配信で同時開催。コロナ禍だからこそ新たなボーダレス体験を創造するチャンスと捉え、テクノロジーを駆使した音楽ライブ、ALSトークショー、分身ロボットポップアップストアを通じて、闘う仲間達に希望の光を届けたい

ERLESS WEARとのコラボレーションで、分身ロボットポップアップストアもイベント限定でオープン予定です!)

プロフィール
WITHALS 技術顧問、発明家。高校時代から電動車椅子の新機構の発明に関わり、アメリカで開催されたインテル国際学生科学技術フェア(ISEF)にてGrandAWARD3th。元不登校の経験から「孤独の解消」を志し、早稲田大学在学中に対孤独用分身ロボット『OriHime』を開発し、株式会社オリィ研究所を設立。

全国のALS患者が利用する意思伝達装置「OriHimeeye」、車椅子アプリ「WheeLog!」、 寝たきりでも働ける「分身ロボットカフェ 」などを開発。 デジタルハリウッド大学院特任教授。

■BORDERLESS ENTERTAINMENT

今年のMOVE FES.では、住んでいる地域の違いや、障がいや感染対応による移動の制限を越えて、あらゆる人が、自分にあった方法で参加できる、BORDERLESSなエンターテインメント体験の形を創出・提案していきたいと思います。

※COVID-19感染予防対応に関しても、会場内での備品・機器の消毒、スタッフの検温・体調確認、参加者の方への事前の検温・体調確認のお願いや発熱時の対応等のご案内の実施など、行政や医療機関の指示やガイドラインに従い、実施会場とも連携しながら、必要な感染予防策を適宜実施して参ります。

①リアル会場とオンライン配信の同時開催

これまでリアル会場のみでの開催だったMOVE FES.を今年は初のオンライン配信との同時開催。病気や障がいなどを理由に、もともと外出が難しかった方も、COVID-19の感染拡大により県をまたいでの移動が難しい方も、自宅や病院、施設など、それぞれが過ごす環境からMOVE FES.を楽しんでいただけるよう、オンライン配信チケットをご用意しました。今回のクラウドファンディングのリターンでも、先行チケットをお求めいただけます。

配信でもライブの臨場感を感じていただけるよう、画質・音質等の配信品質にこだわることはもちろん、希望者には、音を振動と光に変換するデバイス「Ontenna」をレンタル配送いたします(詳しくは次項をご参照ください)。

②音を光と振動に変換するOntennaを使った、五感で楽しむMUSIC LIVE

Ontenna(オンテナ)は髪の毛や耳たぶ、えり元やそで口などに身に付け、振動と光によって音の特徴を、からだで感じる全く新しいユーザインタフェースです。ろう者と健聴者が共に楽しむ未来を目指し、ろう者と協働で開発しました。音の大きさをリアルタイムに振動と光の強さに変換しリズムやパターンといった音の特徴をユーザに伝えます。

今回、このOntennaを会場参加者に配布し、聴覚だけでなく、視覚や触覚でも楽しめるMUSIC LIVEに挑戦します。また、数に限りはございますが、オンライン配信でも希望者の方にレンタル配送を行う予定です。

富士通 Ontennaプロジェクトリーダー:本多 達也

応援メッセージ
Ontennaは聴覚障がい者に振動や光で音の特徴を伝えるだけでなく、健聴者にとっても臨場感や一体感といった付加価値を生み出すものです。Ontennaを用いることで、健聴者と聴覚障がい者が一緒になって楽しめる体験を作り出せたらと思っています。Ontenna×EYE VDJの初コラボレーションライブを是非お楽しみ下さい!

プロフィール
1990年香川県生まれ。大学時代は手話通訳のボランティアや手話サークルの立ち上げ、