じ過ごしてもらうことでこそ生み出すことができる魅力的な空間を目指していきたいと思います。
②カフェについて(「時間」単位の滞在)
▲客室を奥まで見通し、広場の様子も伺うことができるカフェエントランス
稲取の路地裏は住宅が密集しており、お店はほとんど存在しません。
そんな路地裏にぽつんと佇むこのカフェは、観光客も地元客も訪れた一人一人が居心地の良さを感じられる特別な場所にしていきたいと考えています。
こちらのカフェの責任者は「おかみ」こと荒武悠衣が担います!
おかみはカフェオープンを見越し、今年の4月より稲取のチャレンジショップで週に一回「suminko cafe」を開いて絶賛修行をしています。
稲取に自分自身の居場所を作るべく、製菓学校出身の技術をフル活用して週替りのスイーツメニューを考案し、お客様に提供しています。
▲香川県高松市出身のおかみ。伊豆に移住し1年弱ですがたくましく生きています!!
カフェは人が集まるという性質上、新たな文化が生まれる可能性を秘めていると考えます。
地元客はもちろん観光客、視察に来るようなお客様なども含めて多様な人々を引きつける場所とすることでどんな化学変化が生まれ、地域に還元されていくのかを多くの皆さんと一緒に見届けていきたいと思います。
▲カフェと広場それぞれ異なる目的を持った人たちが混在する
③宿について(「日」単位の滞在)
▲宿泊客は滞在時間が一番長いため、ここでたくさんの人と場を共有する時間を楽しむことができる
宿に滞在する旅人は稲取という非日常を旅しに来ます。それは港町に暮らす感覚に近く、自身の内省の時間に充てられるかもしれないし、今までの人生にはない新たな関係性をこの土地で築くきっかけにもなるかもしれません。
転職間際の有給消化の期間に、港町でお試し暮らしをしながら、自然に親しむ過ごし方をしていただいてもいいかもしれません。
他の旅人と廊下ですれ違いざまにした挨拶をきっかけに広場で一緒に語り合ってみるのもいいだろうし、ふらりと立ち寄った近所の居酒屋で絡んだ地元のおじさんと意気投合し後日カフェで人生相談に乗ってもらうのもいいかもしれません。
滞在の期間や目的は人それぞれだからこそ、自由度の高い滞在ニーズに答えられる「公園のような場所」が求められるのだと思います。
地元も観光も分け隔てなくこの土地で過ごすみんながそれぞれ自由に創造力を発揮できる場所。
多様なニーズを受容する「リノベーションハブ」ができるからこそ、今まで稲取で展開してきたリノベーションプロジェクトの拠点同士がより充実した連携を図ることが可能になってくると信じています。
湊庵二軒目オープンに必要な総額700万円の内、300万円を本プロジェクトでご支援いただきたく存じます。
ご支援いただいた資金に関しては、物件の改修工事にかかる工事費に当てさせていただきます。
(※クラウドファンディングにてご支援頂く金額の5%(15万円)は手数料としてCAMPFIREさんにお支払いします。キャンプファイヤーのコロナ支援策のプロジェクトです。)
空調工事、トイレ工事など快適性に直結する費用は固定費なので、既存物件の解体・塗装等は改修費用をできるだけ抑えるために自分たちで行います。残りの初期費用は自己資金と大家さんからの出資を受けて借り入れます。
予算の内訳は以下の通りです。
改修費 / 250万円
設備工事費 / 240万円
備品購入費 / 150万円
運転資金 / 45万円
CAMPFIRE手数料 / 15万円
また本プロジ