はじめまして、こんにちは。
このページをご覧くださり、ありがとうございます。
愛知・岐阜・三重の県境、愛知県稲沢市という街で、2000(平成12)年から日本料理・会席料理の「喜想菴」というお店の女将をしております、鈴木美和と申します。
このプロジェクトを立ち上げた理由
京都の名店で修行した夫の出す、本格的で本当に美味しい日本料理を楽しんでいただいた後、帰りに常連様への裏メニュー的なお土産として喜んでいただいた「鰻(うなぎ)の山椒煮」。
「鰻の山椒煮」についてこちらに動画をご用意しましたので、まずはご覧いただけますと幸いです。
昨年はコロナで休業した時期もあり、お料理もこの「鰻の山椒煮」もお出しできない日が続きました。
でも「生産者のみなさんが丹精込めて作った食材を無駄にしたくない」と一念発起し、初めて通販に挑戦。
「鰻の山椒煮」や「おまかせちらし寿司」などを、常連様やネットで知ってくださった新しいお客様にお届けし、ご自宅でのお食事に色を添えられたのを私たちも嬉しく感じておりました。
名物「鰻の山椒煮」が今、存続の危機に陥っています。
保健所から「この6月から規制が厳しくなる。通販で提供するのに免許が必要で、その免許を取るには今の店舗とは別の調理場を新たに用意しなければならない。」と告げられたのです!
3年の猶予期間はありますが、いち早く、万全の体制を取って保健所から求められている状態で販売したいと思っています。
だから、プレハブの小屋を建ててきちんと別の調理場を用意し、「鰻の山椒煮」をお送り続けてお客様に喜んでいただきたい。
コロナで疲れている今だからこそ、「鰻の山椒煮」でホッとする時間をお届けしたい。
その資金を支援していただきたく、このプロジェクトを立ち上げました。
なぜ、「鰻の山椒煮」なのか
実は、オンライン販売で喜想菴の一番人気は「おまかせちらし寿司」です。
では、今回のプロジェクトではなぜ「鰻の山椒煮」なのか?
今年の6月の改正で、このままなら「おまかせちらし寿司」も売れなくなるというのに…。
喜想菴の「鰻の山椒煮」は、「日本酒泥棒」とあだ名をつけられるほどお酒のアテとして最高の取り合わせなのですが、実はこれはやっぱり「お茶漬け」が一番旨いんです!
「お茶漬け」はおにぎりと並び日本の伝統食で、江戸時代には庶民のファーストフードとして広く親しまれていたもの。
「お茶漬け」が食べたいときはどんな時ですか?
調べると「疲れてるとき」が上位に上がっていました。
そう。
「お茶漬け」を食べると、なぜかホッとしませんか?
心が癒やされる感じでしょうか。
今、コロナで、皆がたくさんの我慢を強いられ、私達飲食店だけでなく生産者の方々もつらい気持ちを抱えたまま毎日頑張っています。
画面越しにこの文を読んでくださる方もそうだと思います。
ホッとする時間を持ってほしい
そんな願いがあり、今回の「『死ぬ前に食べたい』と言わしめた鰻の山椒煮を届け続けたい」という想いに至り、プロジェクトを立ち上げました。
改めて、私たちの自己紹介をさせていただきます。
愛知・岐阜・三重の県境、愛知県稲沢市で、2000(平成12)年から日本料理・会席料理の「喜想菴」を家族で営んでおります。
店主(夫)は、赤坂から名古屋、そして京都の名店「桜田」で板前修業をしておりました。
日々の喧騒から離れた菴で、懐かしさと歴史を感じることができる和のお料理とおもてなしを通して、大切な人と大切な時を過ごしていただきたいと約21年。