近代能楽集×オリジナル演劇 その最終章「土蜘蛛」公演の幕を上げたい

近代能楽集×オリジナル演劇 その最終章「土蜘蛛」公演の幕を上げたい
「能楽×妖怪×衝撃」をコンセプトに公演を行ってきたオリジナル近代能楽集公演。私たち物の怪エンターテイメント企画「妖-AYAKASHI-」は新たな解釈と切り口で愛憎に満ちた物語「土蜘蛛」伝説を紡ぎますこのクラウドファンディングでは、劇場での公演並びにアーカイブ配信を実現するためのご支援をお願いします

いております歌手・女優の水沢有美氏をお迎えし、これまでの集大成をお届けいたします。
【座長挨拶】

当劇団のクラウドファンディング記事を読んでくださり、誠に有り難うございます。

物の怪エンターテイメント企画「妖ーAYAKASHIー」

座長の槻城耀羅(つきしろ あきら)と申します。

劇団の3代目座長として約8年の間。多くの仲間と、お客様の笑顔に支えられ、約二ヶ月に一度の頻度で朗読などのイベント開催や演劇公演を行って参りました。

ですが昨年、コロナウイルス蔓延に伴う緊急事態宣言の影響で殆どの活動を休止せざるを得ない状況に陥り、今年に入ってからも更なる感染拡大による三度目の緊急事態宣言とその延長により、予定していた公演の延期や中止が相次いで決定してしまったため、現在は、劇団の存続も大変困難な状態です。

こんな状況下ではありますが、どうにかして、去年上演する筈だったオリジナル近代能楽集・最終章を完成させてお客様にお届けしたいと考えております。

2016年に公演した『弱法師YOROBOSHI』から毎年【能楽×妖怪×衝撃】をテーマに脚本を担当させていただいた妖オリジナル近代能楽集。
今回の『土蜘蛛』はこれら全ての総集であり、まったく新しいコンセプトの物語でもあります。

今まで妖近代能楽集を観てきてくださったお客様にも、初めて妖近代能楽集を観ていただくお客様にも楽しんでいただける現代ミステリーです。
劇場でも安心してご観劇いただけるようにとキャスト、スタッフ、エンジニア一同。感染対策を徹底しながら、準備を進めております。

このまま最終章を上演できず、劇団を畳んでしまわなければいけないというのは無念でなりません。
どうかこの公演を、無事にお客様にお届けできるよう。また、これからも楽しんでいただける活動を継続していけるよう、皆様からのあたたかいご支援を、心よりお願い申し上げます。
【公演内容】

物の怪エンターテイメント企画「妖-AYAKASHI-」

妖オリジナル近代能楽集 第五弾

『土蜘蛛』

脚本・演出/槻城耀羅
ステージアドバイザー/川端槇二

妖オリジナル脚本で織り成す、近代能楽集第五弾。

最終章として能楽作品「土蜘蛛」を題材に、妖の【能楽×妖怪×衝撃】を土蜘蛛の世界と絡ませ、能管の生演奏と共に魅せます。

【あらすじ】

~源頼光の土蜘蛛退治伝説と、真実~

その昔、頼光とその四天王に討ち取られた、酒呑童子や土蜘蛛。

何故頼光は、妖をその手で討とうと考えたのか?

頼光と土蜘蛛伝説を巡って狂気の愛と憎しみが渦巻く、現代ミステリー

伝説の真実を知るのは…

膝丸と土蜘蛛が、今現代に蘇る。

【日時】

11月19日(金)18:00

11月20日(土)13:00/18:00

11月21日(日)12:00/17:00

※開場は30分前です。

【劇場・交通】

キーノート・シアター

東京都荒川区西日暮里1-1-1
パレスいしかわ B1F

【出演】

蜘蛛姫/香織:水沢 有美(水沢有美事務所)

卜部季武/榎本真希生:川端 槇二(劇団NLT)

田嶋夏海:鈴木 未恵子(妖)

剣持賢太郎:関根 礼句(妖)

胡蝶/栗本繭:花音 美燈(ミュージカル座)

剣持ゆりか:大滝 衣織

喜多川大輔:佐野 信明(劇団てんぷら)

鹿目黎二:佐藤 駿

大倉秀晃:阪本 竜太(劇団NLT)

源頼光/鬼/剣持みのる:槻城 耀羅(妖)

*能管演奏

田中 義和

*声の出演

鮎川あずさ(妖)

【スタッフ】

舞台監督 久保