近代能楽集×オリジナル演劇 その最終章「土蜘蛛」公演の幕を上げたい

近代能楽集×オリジナル演劇 その最終章「土蜘蛛」公演の幕を上げたい
「能楽×妖怪×衝撃」をコンセプトに公演を行ってきたオリジナル近代能楽集公演。私たち物の怪エンターテイメント企画「妖-AYAKASHI-」は新たな解釈と切り口で愛憎に満ちた物語「土蜘蛛」伝説を紡ぎますこのクラウドファンディングでは、劇場での公演並びにアーカイブ配信を実現するためのご支援をお願いします

備して参りました。

そんな努力も虚しく
この度5/31まで緊急事態宣言が延長となってしまったため、二度目の延期を余儀なくされました。

未曾有のコロナウイルスの脅威の影響は甚大であり、我々が予定していた土蜘蛛公演のほかイベント開催などの活動も、緊急事態宣言におよび東京都の移行により施設の利用中止が相次ぎ、緊急事態宣言下でお客様へのご案内もままならない状況となり、度重なる公演延期による劇場へのキャンセル費用、稽古場の利用料、公演当日にお渡しするはずだったパンフレットや公演チラシなどの印刷代による赤字もかさみ、来年以降の劇団活動を続けて行く事も非常に難しい状況となってしまいました。

劇団内で今後の活動について議論が交わされる中、応援いただいているお客様方より「クラウドファンディングはやらないの?」「やるなら是非支援したい」と応援のお言葉と後押しをいただけたこともあり、

『劇場での有人公演、並びにアーカイブ配信を実現すること』

を目標とし、この度クラウドファンディングを実施させていただくこととなりました。

我々にとって近代能楽集公演とは「妖といえば」と言って頂けるくらい、私達を代表する演目の一つとなっており、毎年お客様に「来年も楽しみにしています」と仰っていただける、とても大切な公演となっております。

シリーズ第五弾。ここまで長く近代能楽集公演を続けて来れたのは、ご出演頂いた方々、スタッフはもちろん、何より公演を楽しみに足を運んで下さるお客様のお陰に他なりません。

だからこそ最終章となるこの公演は、劇団の存続が危うい状況下であっても

応援して下さっているお客様に感謝を伝えるために、協力してくださっている方々の思いに応えるために

今度こそ必ず開幕を果たしたいと思っております。

重ねてになりますが当劇団の存続、そして「土蜘蛛」公演を安全に成功させるためには、皆様からの応援が必要不可欠です。

皆様どうかご支援のほど、よろしくお願い致します。

※今回のクラウドファンディングは「All-in方式」で実施します。目標金額に満たない場合でも、公演・アーカイブ配信は実施させていただきます。

ここからは【妖オリジナル近代能楽集公演】についてご紹介させていただきます。

これまでの近代能楽集公演は

『弱法師YOROBOSHI』2016年

【葵上⇔卒塔婆小町】2017年

【船辨慶Reincarnation】2018年

『羽衣-時空浪漫奇譚-』2019年

と行っており、今回ご支援をお願いいたします「土蜘蛛」はシリーズ節目の第五弾。そして最終章となります。

【船辨慶Reincarnation】劇中写真

『羽衣-時空浪漫奇譚-』劇中写真

近代能楽集と言えば三島由紀夫先生が能楽を近代劇に翻案した戯曲集が有名ですが、当劇団の近代能楽集は、三島由紀夫先生の作品とは全く違う演目となっております。座長槻城が新たな解釈や切り口を加えたオリジナル脚本による、他所では絶対に見られない異色のコラボレーション。

難しい、敷居が高いと敬遠されがちな日本古来より伝わる伝統芸能『能楽』を、我々 「妖- AYAKASHI-」が よりわかりやすく、より衝撃的に、よりスキャンダラスに表現した舞台作品となります。

今回は、2018年より近代能楽集公演や朗読劇にご出演いただいております川端槇二氏(劇団NLT代表)を出演だけでなくステージアドバイザーとして迎え、さらに「妖-AYAKASHI-」と提携してくださり、近代能楽集公演だけでなく、劇団本公演、朗読劇にもご出演頂