南伊豆で獲れる「まだ知られていない地魚」をたくさんの人に味わってほしい!

南伊豆で獲れる「まだ知られていない地魚」をたくさんの人に味わってほしい!
漁で獲れた地魚が「未利用魚」となってしまう現状を変えたい!と立ち上がりました。漁師と食育に取り組む栄養士チームがタッグを組んで、美味しく手軽に食べてもらう調理法やソースを開発しました。津本式で下処理をした「ブダイ」のフィレを、商品化に向けて応援してください!!

軽に食べてもらいという課題を出し、
各種専門家であるクリエイターの皆様から、様々なアイディアをいただきました。

(スポカン会議VOL.9の様子)

そして、スポカン会議後に、地魚を手軽に美味しく食べてもらうための「新商品開発プロジェクト」が立ち上がり、

スポカン会議主催SENA㈱、㈱食STORY(代表米倉れい子さん・クリエイターで参加 ) 、㈱南崎漁師倶楽部の三社での取り組みがスタートしました。

◆商品開発プロジェクト始動◆

まず、未利用魚の中でも伊勢海老漁の刺網によく掛かるブダイを商品化することに決定!

ブダイを美味しく食べるためのメニューづくりは、米倉さん率いる”チーム食STORY”の皆様に担当していただきました。

まずは”チーム食STORY”の皆さんにブダイを試食していただいたところ、

「近所のスーパーで食べたタイやスズキなどの白身魚とは全く違う食感!!」

と、その歯ごたえに驚かれたそうです。

そこから、皆さんと何度も連絡を取り合い、南伊豆で集合して、試食会も複数回開催しました。

(↑ブダイ料理の試作会)

そして生まれたのが・・・

津本式で下処理してフィレにしたブダイと、美味しく手軽にたべられる専用レシピ!

南伊豆 × ブダイ × 美味しい × 手軽さ

を意識して作られたメニューが出来上がりました!!
 

◆ブダイのフィレとソースで作る新メニュー!◆

※以下、料理については米倉さんのコメントです
1 ブダイのフリット(プレーン・かんきつタルタル・チリマヨ 計3種)

ブダイの身の食感だけでなく、存在感のある皮もしっかり食べてほしい…

そんな気持ちから、豪快に衣をつけて、身はふわっ、ザクザク感を楽しめる揚げ衣をつけたフリットレシピをつくってみました。

当初は揚げたてでも冷めても衣を感じられるよう、メレンゲでふわっと感を出していた衣ですが、

「自宅でメレンゲを作るのって面倒だし、やらないよね~」という声が聞こえてきそうだったので、簡単にビールでサクサク感をつくりました。

呑んでるビールを少し入れながら作ってもよし!

揚げたけを、残ったビールと一緒につまむもよし!

揚げたてのブダイはふわっと感が楽しめますが、冷めると一瞬鶏肉!?と感じるような食感になっています。
お子さんや高齢の方にも食べやすいフリットですよ。

2 ブダイのあしたばジェノベーゼソテー

南伊豆特産のあしたばをソースの主役にしたブダイのソテー。

あしたばに、にんにく、松の実、粉チーズ、
そして、味わい深いソースにするための隠し味、、、塩辛を入れたソースです。

3 ブダイの青パパイヤ南蛮

こちらも南伊豆の特産青パパイヤをベースにしたソースの南蛮漬け。

もちろんブダイを揚げてこのソースに漬けてもOKです!

青パパイヤの歯ごたえを生かしつつ、他のソースとはまた違った味を味わっていただきたいと思い、アジアンテイストのレシピに仕上げています。

4 ブダイのクリーミーカレーソテー

ブダイの肉厚にも負けない味付けにするため、カレー仕立てにしました。

このレシピは、赤身魚や青身魚などしっかりした味わいのある魚料理に向いています。

白身魚だとソースに負けてしまうかなと躊躇していたのですが、ブダイならこのカレー味にも全然負けていませんでした!

カレー味が好きなお子さんにも召し上がっていただきたい一品です。

牛乳を加えてクリーミーな味付けにしていますので、スパイシー過ぎず、ブダイの肉厚にも負けないソースレシピです。