築100年古民家を改装し「かまど」で交わる坂の上の縁側ハウスを創りたい!

築100年古民家を改装し「かまど」で交わる坂の上の縁側ハウスを創りたい!
人口1700名、高齢化率53%の奈良県奥大和エリアにある東吉野村。大自然に囲まれた築100年を超える古民家を「かまど」で交わる拠点へとリノベーションし、様々な地域課題を解決します!9月4日のプレオープンに向け大幅な改修工事が必要なため、皆さんの力を貸して下さい!応援よろしくお願いします!

はじめに・ご挨拶

みなさま、はじめまして!

リーベプロジェクト代表の狩野良太(かのうりょうた)と申します。私は奈良県に生まれ、理学療法士としての医療・介護現場での様々な経験を生かし、現在は大阪府堺市の有料老人ホームにて施設長をしています。

今回リーベプロジェクトを実行するにあたり、奈良県東吉野村の村民や移住者、行政担当者などと連携を図りながら、医療・介護の専門職やデザイナー、建築士、フォトグラファー、大学生でプロジェクトチームを結成し、2020年10月頃から掃除や畑づくりをしながら準備を進めてきました。

そして、この度2021年5月より、かまどで交わる『坂の上の縁側ハウス Re:be(リーベ)東吉野』の運営開始に向けたクラウドファンディングに挑戦します!
誰もがありのまんまの自分を愛し愛される。
そんなあったかい人と人のつながりを創造する。

この挑戦を通じて、奈良県東吉野村という小さな村から日本全国へと”あったかい人と人のつながり”が広がっていく、そんなきっかけの場を創ります。 応援よろしくお願いします!
◆奈良県東吉野村ってどんなところ?

私の母方の故郷である奈良県東吉野村は、奈良県の中東部に位置する面積の96%が森林という緑と水に囲まれた山間の村です。

明治維新の先駆けとなった「天誅組」に関わる歴史の地であり、「ニホンオオカミ最後の捕獲地」としても知られています。大阪市内からは車で1時間半ほどで行けることもあり、夏は清流での川遊びやキャンプ、冬は高見山の霧氷や温泉など、多くの観光客が訪れています。

しかしながら近年人口減少が進み、現在では人口1700名、高齢化率53%と過疎化が急激に進んできています。都市部にはたくさんある訪問介護や訪問看護ステーションが村内には一つもありません。そのため、高齢者にまつわる買い物問題や住み慣れた自宅で暮らし続けるために必要な医療・介護サービスの資源不足・担い手不足など様々な問題が出てきています。

東吉野村住民福祉課の主任介護支援専門員枩井(まつい)さん (写真左)

東吉野村の移住促進の取り組みとして、2015年にはクリエイティブビレッジ構想のもと、コワーキングスペース「オフィスキャンプ東吉野」が誕生し、以降多くの移住者も出てきており、蕎麦、漫画、木工、陶芸、染織、ビール醸造、パン、写真など、自分らしい暮らし方を実践されている人がたくさんいらっしゃいます。

オフィスキャンプ東吉野の坂本大祐さん(写真右)

東吉野村村議会議員の大丸農園大丸さん(写真左)

東吉野村元地域おこし協力隊・写真家の福井孝尚さん(写真右)
◆プロジェクトを立ち上げた背景

2020年3月。新型コロナウイルスの感染拡大により、私の住んでいる大阪でも緊急事態宣言が出され、

 「会いたい人に会いに行く」 「飲みたい時に好きな飲食店で好きな仲間とお酒を飲む」

そんな当たり前の日々が当たり前で無くなった時、寂しさを感じるとともに、足を止めたことで追われていた毎日から解放されるようなほっとした不思議な感覚になりました。

それまでの私は、複数の仕事や活動の時間で「スケジュールが埋まらないといけない。」「○○のためにやり続けないといけない。」と自分の本音では無く、どこか建前や人にどう見られているかという失うことへの恐怖心のようなものに縛られていたことに気付きました。

では、今あるものがすべて無くなった時、自分はいったい何がしたいの?

そもそも自分らしさって何なの?

足を止めてそんな自分の心と向き合っていると、ふと頭に浮