作成過程1
従来の中型アカウミガメロボットの作成過程2
中学・高校と一緒に活動してきた
メンバー達
今年度からは多くのメンバーが三重県を離れ、日本各地で大学生活を送るようになり、団体活動への交通費などがかかってきます。新型コロナウイルスの影響もありますが、金銭的な問題は、全国各地の皆さんと環境活動や環境イベントでお会いできる機会を減らしてしまうのです。そこで、今回のプロジェクトで集まった支援金がもし余った場合、その支援金はSOMの活動費用やSOMのその他のロボット作製費用にあてさせて頂き、SOMの充実した活動を実現したいと思っています。
(※ 個人的な利用は一切せず、海ゴミ問題の解決に貢献できるような利用をしていきます。)
主な理由は3つあります。
2015年5月三重県鈴鹿市千代崎海岸
ロープに絡まって救助してもらうアカウミガメ
(提供:ウミガメネットワーク)
三重県鈴鹿市千代崎海岸
2018年10月の海岸清掃にて
回収したゴミ
1つ目は、こんなに大きな生き物が海に居て、そして日本の砂浜で産卵・孵化しているということをリアルな大きさのアカウミガメロボットを通して知ってもらいたいからです。
<アカウミガメは水族館にいる生き物だと思っていませんか?>
日本の自然界ではなかなかお目にかかれないと思われているウミガメたち。ですが、実は日本の海にもたくさんのウミガメがいて、昔から人間とウミガメの関わりは深いのです。そして、日本の砂浜は絶滅危惧種でもあるウミガメ達にとってかなり重要な産卵場です。このロボットで活動し、ゴミを減らすことは、アカウミガメの保全活動にも繋がります。
三重県の保育園で環境教育を行った時の様子スズキロボットと触れ合う幼稚園児たち 2つ目は、私たちがこの環境活動が海ゴミ問題の解決に対して、意味のある活動だという確信を持てたからです。
一般的な環境教育の場合、子ども達とふれあったり、展示するために運ばれてきた生き物達がイベント後に弱っていることもあるのです。生き物を守るために、その生き物が傷つく。そんなのおかしいと思いませんか?しかし、この活動なら生き物が傷つくことはありません。私たち人間も気兼ねなく、好きなようにふれあえるのです。大会などに参加する中で、このような自分たちの活動意義を再確認できました。そして、私たちの活動に参加した子どもたちが二度目に参加した時に、「あれからゴミ捨ててへんで!」と言ってくれた瞬間に、この活動は意味があるんだと確信しました。
結果を示したグラフ 3つ目は、代表をしている僕自身が魚や海が大好きだからです!海の生き物好きが作る海の生き物ロボットがリアルじゃないわけがありません。実際、Google Lensを用いてロボットを検索しても対象とする生き物と同種もしくは同属という結果が出ています。さらに、イベント後に77人にアンケートをとってみたところ、参加者のうちの94.8%(73人)がSOMのロボットが本物のようだと答えています。
いろんな工夫をしながらこのアカウミガメロボットを絶対にリアルに完成させてみせます!
(※本プロジェクトはAll-or-nothing方式で実施します。)
皆さんから支援していただいた資金は、
・アカウミガメロボット材料費
・アカウミガメロボット試作費
・アカウミガメロボット製作費
・リターン製作費
・その他手数料
などに使用させていただきます。
※目標金額を超えた場合などは、SOMの活動費として活用させていただく場合があります。
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