●はじめに・ご挨拶
はじめまして、新潟県燕市にある美容室「リロンデル アトリエ」オーナーの和田望です。
ママ美容師3人で営業しているお店です。店名の「リロンデル」はフランス語でツバメを意味し、地元愛に溢れている私たちです。
この度、ママ美容師が考案する「家庭用シザー」を作り、ママやパパ、なかなか美容室へ来られない方に、おうちカットを楽しんでもらえないだろうかと思いました。また、世界へ誇る燕三条の産業を応援し、いつもお世話になっているハサミ職人さんへ恩返しできたらと、このプロジェクトを始めました。
私たちの住む燕市と隣の三条市を合わせた「燕三条」は、刃物産業・金属加工が盛んです。古くは室町時代から鋳物が始まり、江戸時代からは和釘が盛んになりました。1本ずつ鍛造する和釘は千年以上持つと言われています。燕三条の職人魂はここから始まっています。まさに世界へ誇る「ものづくりのまち」であり、職人技は未来へ繋げていきたい日本の宝だと言えます。
●プロダクトのご紹介
今回、プロのハサミを製作されている、燕三条のハサミ職人さんが、私たちの想いに共感してくださり、特別に「リロンデルオリジナルシザー」を手作りしていただけることになりました。プロが使うレベルをキープしつつも、数量を限定にすることで、家庭用としてお求めやすくしたいという、社会貢献の想いで作ってくださいます。ここでしかお求めいただくことはできません。家庭用のハサミの中では、最高峰と言えるハサミができました。一生モノと言える高品質で、世代を越えて引き継ぐことも可能ですので、家計にもとても優しいです。「未来を切り開く」という意味があるハサミは縁起が良く、ロゴであるツバメも幸運を運んでくれるという縁起ものです。贈り物にもきっと喜ばれることでしょう。
●プロダクト誕生までのお話
きっかけは美容室が苦手なお子様でした
私たちは美容師としてたくさんのお客様とお話しする機会があります。ある時、発達障害のお子様がいらっしゃるママさんからお話を伺いました。小さな頃から美容室へ行くのが嫌で、泣き叫んで暴れるので危なくてお任せできないのだそうです。発達障害のお子様は、初めての場所や、初めての人が苦手だったり、絶えず動くので危ないという事情があり、美容室へ連れて来れないのだと伺いました。髪が体の一部のように感じて怖いと思う子もいるそうです。さらに伺うと、安い家庭用のハサミを使われていて、家でもカットするのが大変だとおっしゃっていました。
大量生産された家庭用のハサミは切れ味が悪く、髪を切られている側が痛みやストレスを感じることがあります。スキバサミは特に髪が傷みやすく引っかかりがあります。私たちプロが使っている物に近い家庭用のハサミを作り、ストレスを感じないように切ってもらえたら、カットを楽しんでもらえないだろうか?と考えるきっかけになりました。
●このプロジェクトで実現したいこと
おうちカットの時間が楽しくなるようなハサミを作り、おうちでカットしたいママ、パパそしてお子さんにも喜んでいただきたいと思っています。切れ味が良く、髪を傷めないので、切る方も切られる方もストレスを感じません。プロ用ほど切れ過ぎないように、職人さんが絶妙に調整してくださいます。 おうちカットの動画もお付けします。プロの私達がレクチャーしますので、誰でも簡単にカットできるようになります。今まで苦手だと思っていた方や、初めての方も、安心しておうちカットにチャレンジしてみませんか?セルフカットも簡単ですよ。切りやすくて、達