思います。」
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・大学院2回生
『常世現世』2018,脚本/監督/編集/音楽/出演
『白の残り香』2019,脚本/監督/編集/音楽
『空想と初恋』2019,脚本/監督/編集/音楽
『チューイングハーバー』2020,脚本/監督/編集
ますだあやこ監督作品
監督・脚本 板野侑衣子
「私にとって『魚の目』は初めての長編映画で共同監督になります。初めての事尽くしでソワソワと魚のように現場をウロウロしています。そんな稚魚ですが、周りのスタッフや演者の方々と一緒にこの作品と成長し、この作品がどこまでも自由に鮮やかに泳ぐ姿をみたいと思っています。どうぞ宜しくお願いします。」
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・大学2回生
『さめざめと』監督/脚本/主演板野侑衣子監督作品
プロジェクトの立ち上げはある1人の大学嘱託講師の想いから。
プロデューサー・武村敏弘
「3年間制作を共にしてきた、ますださんと新進の板野さんを掛け合わすと面白んじゃないかと、個人的な興味が発端でした。また、2年前ある商業映画のプロットのコンペで最終まで残ったますださんの『模範少女』という原案をいつか撮りたいというのも理由一つのでした。個性の強い二人を掛け合わすことは凶と出るか吉と出るか、何に化けるかわからないワクワクもあります。
この話の主人公・怜奈と海は、ますだと板野両監督から出たキャラクターなんです。
ますだあやこ監督と板野侑衣子監督では実際に映画を作るにあたって何を目標にするかを考えた時、
一つは プロセス
一つは 公開
でした。」
大学生スタッフの想い
「私たちはもっともっと映像を学びたい。」
私たちの大学ではメディア全般を学べるのはいいものの、実際の映像制作を学べる授業が少ないんです。
綺麗なスタジオ、立派な機材が設備されていても使わなければ意味がない。
ワークショップに参加して基本の使い方を学べるけれど、それはクリエイティブではない。
20歳の私たちが”今”抱える想いを作品に残したい。
でも力もなければ知識もない。
そんな私たちに好機が訪れました。
武村先生(プロデューサー)と監督達との出会いでした。
映像制作って”生モノ”なんです。
「映像って予定調和ではなく撮りながら感動することもあるし、予想とは違っていい事も悪いことも起こ
る。生モノなんです。
演出も演技もやってみてどんどん変わる。ロケ場所や時間のハプニングも起こる。それらとうまく付き合
いながら映画を作っていくことを学生に味わって欲しいと思いました。
”百聞は一見に如かず”でプロの対応を見学では無く同じスタッフとして経験させたいという思いから、
”映像を学ぶ学生とプロが共同で作る映画”をコンセプトにこの制作チームを集めました。」
と武村プロデューサー。
プロとの現場は驚きと発見の連鎖
巡ってきたチャンスに私たちは食らいつきました。
そして、撮影が始まりました。
映画制作現場が初めての学生が大半。
初日は見よう見まねで動いてみる。
プロの方々は決して私たちを見捨てたりしませんでした。
「どうしたい?」と私たちの想いを最優先に考え、それが実現するにはどうしたらいいか。
一緒に考え、アドバイスをくださる。
心強いプロに支えられながらも学生達でこの作品を創り上げて行きました。
私たちの作品をもっと多くの人に見てもらいたい。