はじめに・ご挨拶
初めまして!BARわやわや店長の吉田真雄です。
私が店長を勤めているBARわやわやは、居酒屋わやわや、グローバルキッチンサイゴンの系列店として、2020年1月にオープンしました。
私は希望に胸を膨らませてBARカウンターに立ちました。
念願だった店長を勤めるお店。
「いつか、BARのマスターをやりたい」
BARは人々の夢や思いを語る場所。
思いを語り、明日に繋げる場所。
出会いを作る場所。
未来は、思いから始まり、出会いがあって、仲間が出来て、実現できる。
青森は消滅可能性都市と言われています。
そんなところだからこそ、未来を作りたい。
だから私はBARのマスターをやることを夢見ていました。
それがやっと実現する。
雇われ店長であっても、地域の可能性を作るお店の一つとして、自分は現場に立って誇りをもって良いお店を作ろうと張り切っていました。
20人入ればいっぱいいっぱいになってしまう小さなお店。
だからこそやりがいを感じ、出会いに感謝しました。
ここから始まる夢のスタート地点。
青森にも夢がある、そう思ってもらえるようなお店を作ろう。
27歳で任せてもらったこのお店。
青森にいてもチャンスがあるんだ!そんな刺激を作れるようなお店にしたい!
飲食店は、人との出会いという宝物に出会える場所。
もっと飲食業界が盛り上がって欲しい!そんな願いだった最中
コロナ禍による飲食店の不況
2020年1月にオープンして、約3ヶ月で、コロナ禍による過酷な飲食業界の道を歩むこととなりました
プロジェクトに挑む背景
コロナ禍により、1年以上という過酷な状況を強いられた飲食店
これにより、飲食店をやりたいと言っていた仲間や、
就職場所は飲食店にしたいと言っていた後輩達が、飲食店に希望を見出すことが出来ず、飲食店の夢を諦めていきました
コロナ禍になってからの営業は、とても大変で、首都圏で緊急事態宣言が出されると例え青森県であろうとその影響は受けて、お客様は飲食店を警戒してきてくれません。
その状況でも、時短営業で休業補償されるのは首都圏のみで、地方の飲食店はどんなに影響を受けようと耐えなければなりませんでした。
私は、雇われている身
オーナーは、私の雇用を守るために、私を休業にしたりしながら給料は全額補償してくれました
私を信じてお店を任せてくれたオーナーの少しでも役に立ちたい
そう思っても、経営を考えたらお店を休むようにした方がいいという判断は変えられない
そんな中で、3店舗を今後もコロナ禍の中で存続させていくには、店長それぞれが個人事業主となって経営を別にしてしまった方が、これからも存続させていける可能性があると経理から話をもらいました
雇われていれば、補償される。安心だ。わざわざ危ない橋を渡る必要は無い。
そう最初は思いましたが、
「いつか独立して自分のお店を持ってみたい」そんな夢を私は、人に語ったこともありました
それを思い出し、きっとここでやらなかったら後悔する
コロナコロナと1年間暗いニュースばかりで、飲食業界を盛り上げたいと思っていたのに、何一つ自分は飲食業界に貢献できて無いではないか
「消滅可能性都市である青森に未来を作る」
そう意気込んでいたのに、ここで何もやらないわけにはいかない
そう思ったら、勇気が出てきました。
飲食業界は廃れる一方だと、飲食店の夢を諦めた仲間達、後輩達のためにも
またもう一度飲食業界で希望を持てることをしたい
事業引き継ぎと