あるわけではありません。
ただ、ソースのほとんどが野菜で出来ているので、食べた後も胃もたれしない、毎日食べても飽きない、「毎日でも食べられる」身体が喜ぶ優しい味わいとなっています。
ビーフシチューに使われているのは、「京都産の黒毛和牛」です。京都産のお肉はその出荷数が限られているため京都以外で見かけることは少ないと思いますが、その歴史は古いと聞きます。盆地や高原などの京都らしい気候風土と豊かな自然環境の下で大切に育てられた牛は、脂の甘みが上品で良い意味であっさりしているため、「和蘭芹」のソースと大変マッチします。
ビーフシチュー以外にも、皆さまが思いつく王道の洋食メニューを多数準備しています。特に、私のキャリアのスタートであるオムライスは、季節に合わせて内容をアップデートしつつも、常時10種類以上のメニューを準備しています。
お客さまの何気ない毎日に、少しでも花を添えたい、お店に居ていただく間は少しでもほっこりした気持ちになってほしいです。
「和蘭芹」が目指していること(その2):
料理を通じてサプライチェーン全体を幸せにしたい
特に京都外からご来店いただいたお客様より、「お野菜が美味しかった!」「セットに付いてくるサラダなのに野菜自身の味が感じられた」との声をよくいただきます。
和蘭芹で使わせてもらっている京都のお野菜は、野菜本来の味わいが優しく感じられて、本当に美味しいです。ちゃんと太陽の下で育った味がします。
「和蘭芹」で使用するお野菜は、地元の農家の方から直接に仕入れさせていただいているものも多くあります。瑞々しく、オールシーズン使っている野菜でも季節によって味が変わるところが私も大好きです。
京都大原の本山さんの採れたて野菜
(左からサラダ蕪、ケール、ラディッシュ)
また、オープン以来の毎年末の恒例行事として、和洋折衷のおせちを作っています。地元のお客様はもちろんのこと、最近ではデパートの毎年のおせち通販経由で、関西方面には配送も承っております。
その期間は本店は閉めて全店舗のスタッフの中の有志に本店に集まってもらい、100個弱のおせち料理を一気に組み上げるので、私たちにとっても年に1回の恒例ビックイベントとなっています。
お客様の年初めの大切なタイミングに「和蘭芹」のお料理を選んでいただけること、毎年本当に有り難いです。
毎年恒例のおせち作りの様子
通常メニューにはない、
京都産黒毛和牛のローストビーフが目玉です
レストランは1人では経営できません。例えば、一番シンプルなビーフハンバーグを作るにあたっても、牛肉、タマネギ、スパイス、付け合わせのお野菜、ソースを作るための様々なお野菜と上質なお肉、バターといった様々な食材が必要となり、その食材ごとにお世話になっている取引先の方々との信頼関係の上に成り立っています。
また、ご来店されたお客様に自慢の料理をお出しするためには、サービス提供するスタッフに存在もとても大切です。
「和蘭芹」の料理を通じて、お客様はもちろん、スタッフやお世話になっているを取引先を含め、サプライチェーン全体が幸せになればよい、少し大それた話かもしれませんが、本気でそう思っています。
「和蘭芹」が伝えたいこと(その1):
スタッフが思う「和蘭芹」の魅力
本プロジェクトの申請にあたり、スタッフみんなに対して「『和蘭芹』の魅力は?と聞かれた際に思いつくことはありますか。」という質問を投げてみました。
スタッフからの回答でこちらが改めて大切なことを気づかされたこともあり、本プロジェクトの準備を通じて、ス