新型コロナウイルス臨床検査技術を世界へ届けたい!3.11災害医療人材を育てたい!

栄養士         110名

臨床衛生検査技師      53名

歯科技工士        37名

臨床工学技士       37名

看護師          26名

社会福祉士        21名

医師           15名

視能訓練士        12名

診療放射線技師       6名

救命救急士         5名

歯科衛生士         4名

助産師           4名

薬剤師           3名

保健師           2名

保育士           1名

合計          1,975名

1,975名 23職種の医療従事者の皆様が全国各地で活躍されています。

梶村 政司(広島県 理学療法士)

多職種連携によるチーム医療を応援しています。

JIMTEFの災害医療研修は医療における多職種の専門性を理解し、災害支援に関する共通の知識を共有することが特長とされています。

成果としては、熊本震災において県庁内に設置された医療救護調整本部でJIMTEF研修コースに参加した経験から、多職種間で「顔の見える」関係が築かれ、情報交換が円滑に行えたことに身をもって感じました。このJIMTEF災害医療研修事業の意義は極めて大きく、これからもこの活動を拡大していこうと思っています。

相馬 太志(熊本県 柔道整復師)

JIMTEF災害医療研修コースを受講して

災害時に何か役に立ちたいと思われる医療従事者の方は多いのではないでしょうか。
私は、個人での活動には限界があることを痛感しJIMTEF災害医療研修コースを受講しました。災害医療概論、東日本大震災での対応、災害医療コーディネート、本部運営、避難所運営等を学ぶことが出来ました。国立病院機構 災害医療センターの専門家から直接学べ、全国から医療職種団体の医療従事者が集まって研修出来るのは、ここしかないと思います。
地元で起こった熊本地震では、JIMTEF研修で出逢った多職種の専門家の皆様との繋がりで災害医療支援活動を行うことが出来ました。さらにその経験を講師として研修で発表する機会もいただきました。本研修では災害医療に関する知識を学べることはもちろん、災害関連死を防ぎたい、被災者に寄り添う活動を行いたいという熱い想いを持った医療従事者の仲間に出逢えます。

「災害医療に必要なのは何か!?」を必ず習得できる本研修で一緒に学びましょう。
資金の使い道

オンライン研修のための設備
オンライン研修用教材の作成と編集
修了海外研修生へのフォローアップ
開発途上国への医療技術情報提供
災害医療に係る医療技術情報提供

※この寄附金は税制優遇措置、すなわち所得控除あるいは税額控除の対象です。
実施スケジュール

「臨床検査技術~感染症の適切な診断のための微生物検査~」

オンライン研修参加国: 東ティモール、サモア、イラン、ザンビア、ガボン、シエラレオネ

災害医療人材育成研修につきましては、講師陣が新型コロナウイルス感染者への対応により医療現場で専念されているため、新型コロナウイルスの収束状況を勘案して実施致します。
応援メッセージ

三澤 成毅(順天堂医院 臨床検査部技師長・第32回 日本臨床微生物学会総会長)

開発途上国の感染症対策に取り組んで33年

開発途上国では、適切な診断や治療を受けられない状況が多くみられています。国際医療技術財団(JIMTEF)は、1988年から臨床検査技師、医師、薬剤師を対象にした臨床検査技術に関する国内研修を行っています。現在、437名の修了海外研修生を89カ国へ送り出しています。

新型コロナウイルス感染症対策が世界的な課題となっている現在、臨床検査の技術協力は、非常に意義が高いと言えます。開発途上国の人々がより良質な医療を受けられることを願っております。

菅波 茂  AMDA(国連認定NGO)グループ代表

現地で活動している菅波代表(右から2番目)

世界災害医療プラットフォームの設立に向けて

AMDA(アムダ)は国連に政策提言ができる日本で4団体しかないNGOの一つであり、現在、世界に32の支部があります。

私は、相互扶助の理念で国際協力活動に励んでいます。情けは人の為ならず、困ったときはお互い様の精神です。

近い将来の巨大災害に対応すべく国連、各国政府、世界医師会、NGO NPO、大学、公益団体、企業の7者連携を模索しながら世界災害医療プラットフォームの構想をJIMTEFの仲間と一緒に実現していきたいと考えています。
最後に

プロジェクトオーナー

プロジェクトオーナーの私は、日本の国際貢献の大儀は「恩返し」にあると考えています。

第二次世界大戦後の