台風19号で被災した宮城県丸森町の阿武隈川に子供達の笑顔を呼び戻したい!

ることには変わりはありません。
丸森町を流れるこの阿武隈川を、伝統のある「阿武隈川ライン舟下り」のリニューアルで以前のような人々が慣れ親しむ風景を取り戻したい。

2008年(平成20年)7月27日 いかだ下り大会
(写真/丸森町役場より提供)

『被災以前の阿武隈川の様子。
多くのイベントが行われ、とても賑わっていました』

私はこうした伝統や文化を守りつつ、新たな「リバー・アクティビティ」を導入し、丸森町阿武隈川の更なる賑わいを創出する。これらの実現が、丸森町の「地域活性化」と川と共に生活する私たちの「安心と安全」に繋がると信じています。

そして、「川」は日本全国に存在します。

丸森町の阿武隈川を活用したリバー・アクティビティを通して「川(自然)の楽しさ」と、水から身を守る「川辺の安全教室」を開催することで、日本全国の子供達に「川の安全な楽しみ方」を伝えていきたいと思います。
● このプロジェクトの場所

宮城県伊具郡丸森町を流れる阿武隈川にてこのプロジェクトを実施いたします。
丸森町は宮城県の最南端に位置し、南西は福島県と隣接しています。
丸森町の北部を東北第二の大河である阿武隈川が貫流し、その流域と支流河川(内川・雉子尾川)の流域一帯が平坦地を形成しています。
その平坦地を南東部は標高500m、北西部は標高300m前後の阿武隈山地の支脈で囲まれており盆地になっています。

丸森町は自然豊かな「水と緑の輝く町」と呼ばれており、その中を流れる阿武隈川を利用してこのプロジェクトを実施いたします。
● プロジェクトを立ち上げた背景

2019年10月「100年に1度」と想定される量を超える雨量だった台風19号の猛威を受け、阿武隈川は41ヶ所も連鎖的の決壊。

その水害や土砂崩れなどで丸森町では10名が亡くなり、1人が行方不明という甚大な被害を受けました。以降、阿武隈川からは人が離れ、川に近づくことが少なくなってしまいました。

宮城県丸森町は古くから阿武隈川の舟運で栄え、その名残を伝えているのが、阿武隈川を屋形船に乗ってゆったりと下る「阿武隈ライン舟下り」です。

この一帯は県立自然公園となっており、峡谷に名勝・奇岩などの見所も多く、季節ごとに色を変える景色を堪能することができます。

さらに「阿武隈ライン舟下り」では四季に合わせて花見船、納涼船、芋煮船、こたつ船などが開催されており、船の上で「シシ鍋」などの季節に合わせたステキな食事を楽しむことができます。

しかしながら、人気のあったこの「阿武隈川ライン舟下り」も台風19号のイメージにより利用者が激減。存続の危機を迎えております。

我々はこの伝統ある屋形船を残したい、という思いだけではなく「阿武隈川」そのものの存在意義をもう一度見直し、阿武隈川を以前よりもっと身近な存在に、親しみやすい阿武隈川に、地域の中心となり自然と多くの人が集まる憩いの場に、変貌させたいと心より願っております。

伝統ある「阿武隈川ライン舟下り」のリニューアルと共に、新たにカヌーやSUPなど話題の「リバー・アクティビティ」を導入することで、阿武隈川のさらなる賑わいに繋がるはずです。

『我々 海族DMCは、ワンちゃんも一緒に楽しめる
リバー・アクティビティを準備中!』

カヌーやSUPは誰でも気軽に楽しめるマリンスポーツの一つで、既に全国の海や川で多くの人達が利用しているとても人気のあるアクティビティです。

一日も早くたくさんの人の笑顔が溢れ、このリバー・アクティビティで大きな笑い声をあげて遊ぶ子供達が集う阿武隈川になるよう、ぜひ皆様のご来場をお待ちしております。
● リバー・アクティビティの魅力

台風19号で被害を受けた阿武隈川。現在宮城県丸森町を中心に復興が急ピッチで進んでいます。
少しずつですが今までの姿を取り戻しており、川を取り囲む雄大な自然はほぼそのままの姿を残しています。
その阿武隈川に広がる水面を利用して、大人気のリバー・アクティビティをスタートいたします!

◆ 水面に浮かび川と一体感を体験できるカヌー

リバー・アクティビティの中で、最もポピュラーなおかつ手軽に楽しめるアクティビティはカヌーです。実はカヌーに乗ると視線がかなり下がるので水面の様子がよく観察できるようになります。

もしかしたら水面の下を泳ぐたくさんのお魚たちに遭遇できるかもしれません!

パドルを早く動かしてハイスピードでカヌーを操り水面を颯爽に走ったり、パドルをゆっくり動かして水面に映る渓谷の様子を楽しみながらのんびりとした時間を過ごしたり、非日常を体験することが可能です!
阿武隈川の四季折々の景観を堪能しながら水と触れ合えるカヌーをぜひ体験して