● はじめに・ご挨拶と自己紹介
我々のプロジェクト「台風19号で被災した宮城県丸森町の阿武隈川に、子供達の笑顔を呼び戻したい」に関心を持って頂きありがとうございます。代表の太見洋介と申します。
私は1977年3月12日生まれの福島県出身。
以前は三井不動産上海の社員として、東南アジアの不動産開発に従事していました。
その後、東日本大震災をきっかけに帰国し、震災復興と地方再生、人材育成を掲げ起業。
丸森町と亘理町にそれぞれ設立した「株式会社 侍(丸森町)」と「NPO法人 海族DMC(亘理町)」の「山」と「海」を繋ぐ“阿武隈川”流域における2地域連携を通して「交流人口の拡大」「生涯学習の推進」と、子供達の心身の健全な発達・育成にむけて「自然体験活動推進事業」に従事しております。
『株式会社 侍(丸森町)の活動紹介の一つに、
丸森町の子供達へパスポートをプレゼント。 』
『NPO法人海族DMC(亘理町)の体験学習として、
子供達へ海辺の安全教室などを指導 』
● これまでの「水辺の事業(亘理町における活動)」その実績
私、太見洋介が代表を務める「海族DMC」は、2年前から亘理町B&G海洋センター艇庫の運営を亘理町役場から受託し、これまでの年間利用者480人を初年度は3,300人へ、コロナ禍の2年目は4,500人と地域を訪れる交流人口の拡大に尽力して参りました。
「海(自然)」を相手に安心・安全な施設運営の実績を宮城県海上保安部より評価頂き「マリンレジャー安全活動団体認証」を授与しました。
『授与式の様子(左/海上保安部木下部長、
中心/太見、右/亘理町 山田町長』
また、東日本大震災から10年目を迎える被災地沿岸部ではいまなお2553名の方が行方不明となっております。
我々は月命日に水中ドローンを活用するなど太見自身が海に潜り行方不明者の捜索活動にあたっております。
我々は「水辺のスペシャリスト」として、この度、台風19号で甚大な被害を受けた宮城県丸森町の「リバー・アクティビティ 丸森」を新たに導入することで歴史と伝統ある阿武隈川「舟下り」を継承し、丸森町の住民と一体となって「これまで以上のにぎわい」を創出したいと切に願っております。
● 代表 太見洋介のこれまでの「丸森町」との関わり
2016年に丸森町齋理屋敷「CULASTA」会社登記第1号として「株式会社 侍」を設立。
間もなく保科町長と県内初となる産官連携「インバウンド推進宣言」を発出。
サラリーマン時代に培った海外ネットワークを活かし、丸森町の住民と企業にご協力を頂きながら丸森町の観光資源を国内・海外へ情報を発信しました。
丸森町での活動が、その後の太見洋介の活動の原点となりました。
『2016年7月に宮城県南で初となるインバウンド推進を
掲げる丸森町保科町長と太見』
その後、丸森町のお隣、角田市のクラフトビール工場と連携し「侍ビール」を開発。
宮城県南4市9町=13にちなんだアルコール度数13%のクラウトビールは話題性も高く、藤崎百貨店はじめ東京都内、愛知の小売り・流通で拡販。
得た収益を丸森町の子供達のパスポート費用にあてさせて頂きました。
『2016年8月 左から八島さん(丸森町役場)、太見、
菅野さん(現:MAKOTO WILL代表)と丸森観光PR』
2020年~、「熱中小学校」丸森復興分校へ入学した太見は、熱中小学校が企画する台風19号で被災した阿武隈急行「あぶくま駅」に設置する世界初QRコード付き「駅スタンプ」のデザインを作成させて頂きました。
その時に何度か足を運んだ「あぶくま駅」。その側を流れる阿武隈川に魅せられ、後の「リバー・アクティビティ・丸森」の構想のきっかけとなりました。
『世界初のQRコード付き駅スタンプをデザイン。
阿武隈急行㈱菅原社長と太見』
同じ時期に、伝統ある丸森町「阿武隈ライン舟下り」を継承(継続)させようと奮闘する横山会長、春日部社長と出会い、丸森町役場や丸森町の地域の皆様のご協力をいただき着実に「リバー・アクティビティ丸森」の準備が進みました。
『左から春日部社長、横山会長、八島県議会議員、太見、宍戸課長(丸森町役場)。国交省と打合せ後の様子』
令和3年2月9日「河北新報」掲載記事の中で
準備の様子を紹介頂きました。
『丸森町観光物産振興公社の横山理事長、春日部理事、根元理事とは、何度も打合せ、4月6日OPENに向けて、今もその準備を進めております。』
● このプロジェクトで実現したいこと
台風19号の被害を受けた阿武隈川はそれ以降、私たちの生活において「恵みの川」ではなく「恐る川」となりました。
それでも、私たちの生活を支える「恵みの川」であ