繊細美の系譜。金型彫刻職人三代目赤坂兵之助が追い求めた新しい日本の美がここに咲く

んざし袋を添えてお届け>

『[cocur] SAKURA(コクール・桜)』 かんざしの各種かんざし袋『[cocur] SAKURA(コクール・桜)』 かんざしの各種かんざし袋

『[cocur] SAKURA(コクール・桜)』 かんざしをご支援いただいたみなさまには、和装で使われる生地を使用した「手作りのかんざし袋」を添えてお届けいたします。
また、クラウドファンディングご支援特典といたしまして、こちらも伝統産業として有名な堺市の株式会社西川由染晒工場さまの注染手ぬぐいを素材とした「桜模様のかんざし袋」をセットでお届けします。
株式会社西川由染晒工場さまとは、当社所在地である八尾市主催で当社の参加したアトツギたちの文化祭 「FactorISM(ファクトリズム)」 でご一緒しました。
和装で使われる生地を使用した「手作りのかんざし袋」は少しフォーマルな場面で、注染素材の「桜模様の手作りの かんざし袋」 はカジュアルな場面でご使用いただけるのではないでしょうか。
なお、和装で使われる生地を使用した「手作りのかんざし袋」は、より洗練された商品をお手元にお届けすべく、現在ブラッシュアップをしておりますので、実際にお届けするかんざし袋とはデザインや仕様が異なりますのであらかじめご了承ください。

かんざし袋デザインや制作及びパッケージデザインは、染織家・グラフィックデザイナーの今西 香織さんにお願いしました。

今西 香織
染織家・グラフィックデザイナー

今回のプロジェクトでは、かんざし袋とパッケージを担当。
普段は大阪・富田林にて印刷物のデザインや
小部数パッケージの制作をメインに行っている。
2021年は事務所にリソグラフ印刷機を導入すべく奮闘中。
<人物撮影協力>

シーン撮影でご協力いただきました。ありがとうございました。

いとう写真いとう写真

日本各地のギャラリー・お店などさまざまな場所で、
モノクロ銀塩写真での撮影会を開催する「いとう写真館」が主な活動。
その他、いろんな媒体の撮影も積極的に承っています。
<赤坂金型彫刻所の歴史と技術>

前回挑戦時にも当社の歴史と技術は記載させていただきましたが、初めてご縁をいただく方々もおられるかと思いますので、今一度語らせてください。

【とにかく細かな造形を金属に彫る】赤坂金型彫刻所の最大の武器であり、唯一無二の技術が『赤坂式半月彫刻法』 です。

赤坂金型彫刻所の創業は1940年。
祖父、初代・赤坂 兵之助が仏具や欄間、記念コインなどの製造業としてスタートさせました。しかし、祖父は仕事中に不慮の事故で左手を失ってしまいます。
(左)祖父である初代兵之助が自ら作り上げた義肢 (右)祖父の作品と使っていた道具(左)祖父である初代兵之助が自ら作り上げた義肢
(右)祖父の作品と使っていた道具

祖父はそこで諦めませんでした。
工具を掴むための義肢を自ら作り上げ、試行錯誤しながら、力を入れずに切削でき、かつ細かな造形を生み出す技術を編み出しました。それが『赤坂式半月彫刻法』です。

(左)『赤坂式半月彫刻法』とコンピュータ制御加工技術の融合 (右)『赤坂式半月彫刻法』での切削と造形加工(左)『赤坂式半月彫刻法』とコンピュータ制御加工技術の融合
(右)『赤坂式半月彫刻法』での切削と造形加工

現在は「赤坂式半月彫刻法」にコンピュータ制御の加工技術をミックスさせています。
コンピュータ制御で加工をおこなう会社は他にもありますが、刃を独自でつくることができるところはとても少ないんです。
それも、刃の先端が髪の