塾に行けない子どもたちが無料で勉強できる塾を作りたい!

塾に行けない子どもたちが無料で勉強できる塾を作りたい!
今もなお、授業についていけず、自分の夢すら諦めてしまう子供たちが多くいます。塾に行きたい、と思っても授業料の高い塾はそう簡単に通えません。そんなことで子どもが夢を諦めてしまうのはあまりに勿体無いと思いませんか?私はこのような学生を支援するため無料で通える塾を作ります。ご一読いただけましたら幸いです。

ご挨拶

皆様、はじめまして

西野亮廣エンタメ研究所のサロンメンバーの九州大学農学部2年、牧野翔太郎(マキノショウタロウ)と申します。(Facebook:プロフィール )
はじめに

この度は、お忙しい中、本プロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。最後までご一読の上、応援してくださる方がいらっしゃいましたら嬉しい限りです。

私は2001年生まれで、ついこの前20歳になり成人しました。福岡で生まれ育っています。

公立の小中学校を経て修猷館高校を卒業し、現在は九州大学農学部で農業に関連した経済学を学んでいる大学2年生です。中学で大手塾、高校の頃は少しの期間、個人経営の塾に通っていました。

大学2年の2020年5月から塾講師のアルバイトを始めて、計16名の生徒を担当しています。担当の受験生は、福岡大学医学部看護学科推薦合格、佐賀県の東明館高校特進コースの合格を勝ち取ることができました。

なぜ、農学部生が教育格差を是正しようと本プロジェクトを始めようと思ったのか?というプロジェクトの開始理由の前に本プロジェクトの社会的意義・目的を示したいと思います。

プロジェクトで実現したいこと

①教育格差の是正

塾に通うことができる子供がいる一方で、経済的理由から塾に通えない子どもがいます。塾代は高額なことが多く、私が通っていた塾も例外ではありませんでした。学費の安い国公立高校・大学は少子化の現在でもとても人気で、倍率が増加することも少なくありません。そのため、今の受験社会はいわゆる「進学校」や国公立大学に進むために塾は欠かせなくなってきているのが現状です。教育費を抑える(国公立高校・大学に通う)ためには教育費(塾の費用)が必要であるという矛盾が生じ、収入による教育格差がおきてしまいます。そのような教育格差をなくすために無料で学習を提供する機会を作りたいと考えています。

②学力の定着

コロナ禍により休校措置が取られる・オンライン授業になるなど、通常とは異なる授業形態も増えました。例えば受験に関しても、福岡県の公立入試は中学3年生の学習内容を一部試験範囲外とするなどの対応措置が取られています。ですが、中学の学習内容は高校の学習内容にもつながる基礎的なものです。十分に演習が積まれていない部分を中心に再度学習する個別指導により、少しでも子どもたちの学力定着のサポートができるよう尽力したいと考えています。

③アルバイト機会の提供

コロナ禍により大学生のアルバイトの減少がニュースになっています。現在も緊急事態宣言が出される等、予断を許さない状況で、飲食店を中心に人件費を削らざるを得ないため、大学生のアルバイト機会が減っている現状です。そこで、講師をそうした状況の大学生にも講師をお願いすることで、少しでも役に立てればと思っています。
プロジェクトをやろうと思った理由

アルバイトをしていると、子どもを塾に入れたいと、子どもさんと一緒にお母さんが数多くいらっしゃいます。

そんな中でこのプロジェクトの立ち上げに至ったとても大きな出来事がありました。少しその話をさせてください。

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ある日、お母さんと中学生の息子さんが訪問されました。教室長はいつも通り概要説明をしていました。僕は指導があったため全てを聞くことはできませんでしたが、指導が終わり片づけをしていてもまだ面談は続いていました。一通り教室長からの説明が終わったあと、検討しますということで、塾を後にされました。

僕もちょうど指導も終わり塾を出たところで、先ほどのお母さんが「高いから入れない」と息子さんに言ってました。息子さんは少し黙ったあと、「わかった」とだけ言っていましたが、とても入りたそうな顔をしていました。

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目の前で、この出来事に遭遇したら、どうにかしたいと思いませんか?

僕は一講師で、自分が経営しているわけではないので、当然「お金は要りません。どうぞ入会してください」とは言えません。ですが、《何とかしたい》そう強く思いました。だから今、このプロジェクトを立ち上げました。

現実問題として、塾に通った方が成績は上がりやすいですが、経済的に余裕のない家庭は子どもの教育にお金をかけることができず、教育の悪循環に飲み込まれてしまいます。

「お金があるほど節約できる」という矛盾は誰のせいでもなく、全員で助け合っていくべき課題だと考えます。

これらのことから教育格差をなくすきっかけになれればと思ったのが、このプロジェクトを立ち上げた大きな理由です。
プロジェクトの全体像

【支援対象者選考基