私は「希品」でつながる素敵なコミュニティをつくりたい。なぜなら

ン、作品展示を経験。大きな舞台でプロの世界に足を踏み入れる。

また、本作は同年にドイツで開催されたマテリアルデザインアワード、raumPROBE materialPREIS2016研究部門にて最優秀賞を受賞し、展示されている。

Sound of Drawing / 音色鉛筆で描く世界

KOKUYO DESIGN AWARD 2018

文具は視覚情報に特化したツールであるとの考察から、記録することを目的としない、楽器としての文具のあり方を提案。

リサーチやワークショップを実施し、目の見えない人とのコミュニケーションを通してプロダクトの制作を緻密に進めた。鉛筆に羽のような形状の振動板を取り付けることで、スピーカーの役割を果たし、紙と芯の接点から生じる微小な摩擦音を増幅させるアナログシステムを開発。

本提案は2018年度に開催された国内最大規模のデザインコンペKOKUYO DESIGN AWARDにて、46 カ国、1,289 作品の中からグランプリを獲得。

KOKUYO DESIGN AWARD 2018

プレゼン会場内の観客による一般投票においても最多を獲得したことで、オーディエンス賞を受賞しており、アワード史上初のダブル受賞となった。

Anima Code ( 故人と生人をつなぐQR コードのハンコ )

ソーシャルメディアの台頭と支配以来、私たちの多くは言葉や写真、動画でオンライン上に人生の痕跡を残し続けている。個人の人生を多面的に映し出す可能性を秘めているが、ひとたび投稿者が亡くなると、そのようなデジタルアーカイブは忘れ去られ、膨大な電子情報の中を漂っている。

このQRコードの判子は、SNSの利用者がなくなった際のデータのあり方を問題とした提案。触れることのできないデータに実体を与えることで、自分の大切な人に、「小さなお墓」として渡し未来に継承することができる。

故人のオンラインデータを、QRコードに変換し、それをハンコの印面に彫刻することにより、印影はデータアクセスの為のキーとして機能する。データのアクセスにアナログの行為を介す。

押印という、身体的かつ情緒的な所作の意味について考えを深めたプロダクト。墓の小型化・データと身体性の調和によって、現在進行形の社会問題を解決する新たなソリューションとなることを意図したこの作品は、アジア3大デザイン賞と称されるK – DESIGN AWARD 2020を受賞。21カ国2,199 作品 の中から約1割の選出となっている。

【 希品の初期ラインナップ(リターン)について 】

01. Anima Code ( 故人と生人をつなぐQR コードのハンコ )

自身の作品であるAnima Codeを希品用にリファインしたものをリターンとさせていただきます。
本作は、SNSに投稿した際には、国内外より多くの反響をいただくことができました。

オーナー様がQRコードに変換したいURLをご連絡いただき、その後こちらでQRコード変換・印面調整等を行い制作をさせていただきます。

ハンコの寸法は 10mm 角、長さ 62mm。QR コードの繊細さと緻密さを引き立てたプロポーション。
データという手に触れられぬ曖昧さ、色褪せない普遍性を透明素材で表現しています。

材質は、水族館の水槽などに使用され耐候性と加工性に優れたアクリルを採用。

技術メーカーと協力し、レーザー彫刻による寸法精度の高い削り出し加工。印面にの親水性を高める処理を施すことで、10mm 角で印影の読み取りを実現してお