パイロットウオッチの名作A-17aが復刻

パイロットウオッチの名作A-17aが復刻
軍モノ時計第三弾! パイロットウオッチの金字塔 米国陸軍航空隊A-17a とA-11を復刻裏表、趣のある200の線によるコインベゼルケース使いやすいクオーツムーブメントにて時計創り専門製作会社が復刻

ミリタリーアイテムは普遍的でいつの時代も支持される、耐久性・使いやすさを追求した長年使える優れモノです。

軍装備品の中でも、とりわけ時計は任務遂行にあたり重要な支給品でありました。その為、腕時計製作の目的は明確であり、機能面・デザイン面・技術面に明示性、正確性、耐久性を伴わせる事でした。これは現代に於いても腕時計の目指すものであると言えるでしょう。

数あるミリタリーウオッチから軍モノ時計第3弾として、エルジンの他、ブローバ、ウォルサムを中心に製造され、第二次世界大戦に米陸軍航空隊U.S.Army Air Forcesでの代表的なモデルでもあったTYPEA-11と傑作文字盤TYPEA-17aを復刻いたしました。TYPE A-11からは白文字盤と黒文字盤、そして24時間表記時計TYPE A-11 24Hを復刻しました。同じTYPE A-11にも色々な文字盤やケースがあります。その中でもエルジン社のコインエッジが際立つエルジンケースを復刻させました。

そしてナイト&デイの白黒の2トーンに塗り分けられた文字盤が、TYPE A-17a。今やエルジン社の傑作ミリタリーウオッチとまで云われる様になったのは、24時間の特徴を生かして、24時、12時を境に白黒と色分けられた視認性の高いデザインが起因しています。

ミリタリーウォッチなどのアンティーク腕時計で有名なアメリカ時計ブランドElgin National Watch Company(エルジン)は、1864年 アメリカ イリノイ州エルジン市の敷地・資産提供の元、懐中時計を機械的に作り上げることを目的にウォルサムの技術者を招いて設立されました。わずか10年程で大規模工場による大量生産で、アメリカ時計産業の全盛期を代表するメーカーになったのです。

エルジン社はアメリカメーカーの中でも懐中時計、腕時計、特に軍用時計の先駆けとしても有名です。その歴史は古く1800年代後半には、鉄道時計の納品なども行い1900年代からは、ご存知の通り軍用時計納品メーカーとしての位置を確固たるものとした。

アクセサリーの一部でしかなかった時計は鉄道によって確かな精度を求められたのでした。当時鉄道の多くは単線で、一日に行き交う上がりと下りの列車を待避線に導く必要がありました。鉄道網が発達したばかりの時代は多くの尊い犠牲を出し、高い精度を求められたのです。のちに鉄道時計と云われる精度をもつ認定マーク”レールロード・アプルーブド”が設けられる程、精度は人命を守るのに必要なアイテムとなっていったのです。

ELGINはその信頼を得て、更なる人命を預かる軍の時計として生産をはじめていったのでした。Army Air Corps 陸軍航空隊

1926年Army Air Corps陸軍航空隊設立

WW1を通じて航空戦力の重要性は広く知られる様になったが、政府は依然陸軍の部隊の一部としてしか空軍の設置を認めていなかった。よって航空戦力による独自の作戦を行わず地上部隊の司令系統に従う隊であった。当時の大恐慌の煽りもあり活発なものではありませんでした。

1935年3月1日航空軍総司令部General Headquarters Air Force,GHQ AF)が設置、以後はGHQ AFが一括して指揮を担う事になりました。

1941年陸軍省は陸軍航空軍Army Air Forcesを設置。航空隊より陸軍地上軍と同等の地位となリました。

1942年3月大統領令の元、航空軍改組され陸軍と切り離されました。これ以降それまであったTYPE A-