自己紹介・プロジェクトの概要
〈はじめに・ごあいさつ〉
私たちは、「こども」と暮らす母親たちのための子育て本『ち・お』『お・は』を発行し続けてきた出版社・ジャパンマシニスト社です。
〈今回のプロジェクトで実現したい「あしながブックサポーター」〉
私たちは今回、子育てに悩んで孤独になりがちなお母さんや、「障害」「不登校」など「フツウ」に収まりきらない子どもと暮らすお母さんやお父さん、子育ての支援活動をする人たちの声に応えるかたちで『ち・お』『お・は』を届け、専門家の相談サポートを提供したいと考えています。そのために、みなさんに「あしながブックサポーター」になっていただきたいというお願いです。
プロジェクトのベースになった27年間の実績
〈広告のない子育て本『ち・お』『お・は』 とは?〉
1993年創刊の『ちいさい・おおきい・よわい・つよい(ち・お)』は乳幼児から就学期前まで。1998年創刊の『おそい・はやい・ひくい・たかい(お・は)』は、思春期、自立期まで。親子、子育て、健康、教育や進学就労問題などをテーマに、2誌あわせて250冊以上を編んできました。
企業広告を載せず、スポンサーを持たず、読者の購読料だけで運営してきたことも、長年読者の信頼を得ることになりました。いまは、『ち・お』も『お・は』も年に各2回(4月・10月/1月・7月)の発行です。
〈世代を超えて手渡したい〉
「親になってから、自分で考えるという力を『ち・お』に教えられた……」長年の読者のお一人がそう言ってくれます。誰もが子育ての初心者です。誰にも相談できずに日々困難を感じ、焦りや不安を抱えるお母さん、お父さんたちは少なくありません。
これまで定期的に『ち・お』『お・は』を読み続けた読者達が、「次の世代の人たちに手渡したい」と、今回のクラウドファンディングに挑戦することも勧めてくださいました。
『ち・お』編集代表・熊谷晋一郎さんよりメッセージ
孤立していく子育て。必要なのは助け合える関係
〈こんなデータがあります〉
児童虐待の相談件数、そして中学生の自殺死亡率が急増しています。子育てをする親にとっても、子どもにとっても、命に関わる事態が深刻度を増しています。
親の責任や自助努力が求められていますが、それだけでは子どもの命を救うことはできません。
「新型コロナ」以後は、さらに「貧困の格差」が拡大しました。
「貧困」は金銭的なことだけを指してはいません。困ったときに、助け合える関係、「助けて」といえる人がいるか、「大丈夫だよ」と背中を支えてくれる人がいるか。そこが命綱です。
この命綱に、『ち・お』『お・は』は関わってきました。本は衣食住の役に立つことはできません。でも、本は言葉を届けることができます。「ひとりじゃない」というメッセージを届けることができるのです。
【あしながブックサポーター】って “なに” を届けるの?
〈年4回子育て本『ち・お』『お・は』を届けます〉
「あしながブックサポーター」になっていただくと、1年に4号分の『ち・お』『お・は』(各2号)を、お母さんやお父さんに、また子育て中の人が集まる居場所、園や児童館などに届けることができます。
〈専門家の相談サポートって?〉
さらに、専門家の相談サポートを提供することもできます。オンラインで小児科や心理カウンセラーなど専門家の先生たちに、無料で相談ができます。『ち・お』『お・は』には一人一人の悩みごとや、失敗、疑問をみんなで共有し、財産にしていこうというルールがあります。プライバシーに