希少な爬虫類を守りたい!コロナで大打撃の爬虫類専門動物園iZoo【イズー】を応援

ーションが豊富で、1匹ずつ模様や色味がガラリと違うのも魅力です。

■ビルマニシキヘビ(アルビノ)
突然変異で色素が欠乏したアルビノは、黄色いからだが特徴の人気者。ヘビに対して「ヌルヌルしてそうで気持ち悪い」という先入観を持っている方も多いですが、実際に触れると、ヌルヌルというよりスベスベした感触。お客さまからは「冷たくて気持ちいい」との声も。
これまでの取り組み

■人間よりも〝爬虫類ファースト″
〝体感型動物園″とうたっているように、実際に動物とふれあえるのがiZooの大きな魅力です。館内は温度も湿度も高めに設定し、床にはウッドチップを敷き詰めています。人間にとってはジメジメと少し蒸し暑く感じますが、爬虫類に最適な環境を保っているのです。足元をゆっくりゆっくり進むリクガメにつまずきそうになったり、木の枝の影にひっそりと隠れるトカゲを探したり……。まるで本物の森の中を歩くように、ワクワクする感覚を味わっていただけます。
ふれあいコーナーは、カメやトカゲに触ったり、えさを食べる様子を間近で、じっくり観察。子どもからお年寄りまで楽しめます。

■超レアなトカゲやイグアナの繁殖に成功!
世界で最も珍しいトカゲといわれるミミナシオオトカゲや、まだ詳しい生態が明らかにされていない爬虫類の繁殖や、人工ふ化にも数多く成功しています。珍しい種類には、飼育スタッフが手探りで試行錯誤を繰り返します。失敗も含めた全てのデータは資料として後世に残すなど、多くの絶滅危惧種の生態の解明などにも寄与しています。

■バックヤードには貴重な赤ちゃんカメレオンも!
昨年末には、カメレオンの赤ちゃんが誕生しました。生まれた直後は全長1cm程度と、かなり小さいです。かわいらしい姿をお客さまにもお披露目したいのですが、実はメンタルが弱いカメレオンは、見られることがストレスに。ある程度、大きく成長するまでは、バックヤードで大事に飼育しています。

■取り扱い注意! 危険な毒ヘビを扱えるのは園長だけ
iZooで展示する爬虫類の中には、猛毒を持つ危険な種類もいます。〝世界で最も危険なヘビ″といわれるブラックマンバやキングコブラの毒性はすさまじく強く、万が一でも噛まれたら絶対に助からないといわれるほど! 週1回のえさやりも、油断は禁物。危険が伴うので、ヘビの習性を熟知している白輪園長が担当しています。「人間に慣れず、一歩間違えば命の危険があるところが魅力です(笑)」(白輪園長)
ブラックマンバ(左)とキングコブラ(右)

■オンラインで楽しむ遠隔動物園〝イズーム″を開催
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で、iZooへの来園が困難なお客さまに向けて、2020年6月からは、オンラインライブツアー〝イズーム″を開催。初めての試みでしたが、白輪園長によるライブレポートの面白さはクチコミで徐々に広がっていきました。北海道や九州など、遠方にお住まいのお客さまからは「まだ実際に行ったことがないのに、iZooを見ることができた。ありがとう!」「イズームを見て、iZooに行きたい気持ちが高まりました」と多くの喜びの声が寄せられました。
資金の使い道と実施スケジュール

iZooで生活する爬虫類や両生類は、全部で400種類以上。毎日たくさんの牧草や野草、野菜や果物、昆虫などをあげています。
今回、みなさまからご支援いただいた全ての資金は、ゾウガメやイグアナ、カメレオンたちが食べるえさ代に充てさせていただきます。みなさまからいただいたご支援で、爬虫類たちが元気に暮らせるように守っていきます。

■ご支