ており、表面はホワイトワックスでコーティングされています。
上品なシボに残ったホワイトワックスの陰影により、「アラスカの雪山」が表現されており、経年変化によって白い表面が雪解けのように消えてゆき、しっとりとした肌触りに加え、美しい飴色のツヤが増していきます。
下記がエイジングのイメージです。
上からアイボリー、ナチュラル、チョコ、ブラックのカラーで、
左側が変化前、右側がエイジングによる変化後です。アラスカのエイジングの面白みと深さは、上質な革の中でも屈指と言えます。
この鞄の名前であるGROWとは、育てる、成長する。という意味です。
この育てるというのは、植物タンニンなめしの革の最大の特徴でもある『エイジング(経年変化)』という性質を表しており、製品の『味』として、風合いが深まっていく経過を愉しむ。という事になります。
その結果使用に応じたエイジングによって、ヴィンテージ品の様な深みのある風合いになり、世界中探しても同じ物が無い「一点物」に育てる事が出来ます。
また、日本製の鞄では、繊維の緩く品質が悪いとされる、牛の腹側の革も多く使われていますが、この製品で使用している革は牛の肩にあたるダブルショルダーと言う部位のみ使っています。
ダブルショルダーの特徴は、長年の使用に耐えられるだけの柔軟性と強度を兼ね備えた部位で、耐久性に非常に優れています。
《ダブルショルダーの革、アラスカの参考画像》
そして元々頻繁に動かしていた部位である為、表面に出る表情が豊かで、一つとして同じ表情がないのが特徴でもあります。
《内装生地、富士金梅の参考画像》
富士金梅®は日本製帆布ブランドの雄として、1948年会社設立以来「JAPAN MADE」にこだわりながら伝統を守り、高い品質で作られてきた生地です。
今回使用している富士金梅の生地には、特殊パラフィン加工が施されています。
特殊パラフィン加工とは、生地をロウに漬けてコーティングし、ヴィンテージ風の風合いを持たせたものです。
加工の特徴でもあるチョークマーク(白い筋)がついたり、徐々に色落ちしていく事で革製品の様にエイジングを楽しめます。
《内装生地、富士金梅の製品時の参考画像》
また耐久性も非常に高く、使い込むにつれ風合いが増す為長期の使用に優れています。
《衝撃を加えた際の製品の強度の参考動画》
本革トートバッグの寿命として挙げられる型崩れですが、GROWでは型崩れする事はありません。
この鞄の特徴的な格子柄のデザインの部分に低反発の芯材を縫いこんでおり、長期使用による鞄の型崩れなどが起きない作りになっています。
また、同時に衝撃緩和による内容物の保護も目的としており、パソコンやタブレットなどの電子機器の破損を起こさせないようにしています。
これらの特徴から伝統の柳行李の特徴である
①古き良き日本の姿
伝統のイタリアンレザー、アラスカの深みのある経年変化によるヴィンテージ感で表現し、
②丈夫で壊れにくいという機能
③『編み』『格子』の伝統的なシルエット
革加工の職人技を結集させ、表現し作り上げました。
《ファスナー開閉時の収納参考画像》
お会計の際や電車内など、又は内容物に合わせて使い分けが出来る様に、鞄に2種類の開閉方法を備え付けています。
上記の動画がファスナーによる開閉、下記の動画が強力ネオジムマグネットによる開閉です。
《マグネットによる開閉時の参考画像》
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ユニセックス(男女兼用) トートバッグ
<カラー>
下記