五代目の鍛造と精魂を込めた研ぎ技が創る肥後守ナイフの逸品定光作

しました。届いたらすぐに作れます!

製品情報・仕様

(1)定光作  肥後守 青紙多層鋼 割り込み 桐箱入 (特大:全長・210㎜/刃渡り・90mm)

年に一度しか鍛造されない入手困難な「多層鋼割り込み」 特大。
海外の愛好家が一年待ちの逸品。魅力は何といっても多層鋼、何層も重なる刃紋美。しかも特大サイズ。今回CAMPFIREプロジェクトのため特別に誂えて頂けることになりました。手にしたときの重厚感、しっくりくる軟鉄と鋼の素材感、豊かに安定した宗は初めてなのに何故か馴染みを感じる。親指で触れると男性的な中にも女性的な側面を放つチキリの嫋やかさは肥後守鍛造の魅力の一つ。一生物で本物の中の本物。余計なものはそぎ落とす洗礼された美意識、日本刃物は引き算と呼ばれる、わびさび。特選品専用の桐箱にお入れしてお届けします。
(別打ち品の証、「定光作」の銘)

美しい刃紋、すべて異なります。一つとして同じものはありません。
何層も重なる刃紋が見られるのは「多層鋼」のみ。

(2)定光作  肥後守 桜の樹皮装飾鞘 黒(大:全長・170mm/刃渡り・70mm)

贅沢にも鞘を桜の樹皮で装飾。秋田県で熟練の工芸家高橋弘氏による深く渋く美しい、嗜好の逸品。

刃部は装飾に合う「黒」。もちろん特別製造。湿気を防ぐ効果があると言われお茶筒などに施されてきた。

「桜の樹皮装飾」
厳選された東北のヤマザクラの樹皮を丁寧に剥がし、1年以上かけて陰干しをして水分を抜きます。そしてその樹皮を専用の刃物で丁寧に削り磨き、独特の光沢を出し、昔ながらの技法で鞘を装飾。肥後守の鞘は曲線になっているので熟練の技術が必要。一つ一つ手作業で行われるので肥後守の鞘の美が引き立ちます。

兵庫県から肥後守の鞘を秋田県に送り、桜の樹皮で装飾して頂いた後、兵庫県に戻して仕上げます。工芸展でのご縁により本物の技術の合作、夢のようなコラボが実現。完全な別注、誂え品のため製造数が少なくなかなかお目にかかれない逸品です。(別打ち品の証、「定光作」の銘)

(3)定光作 肥後守 青紙割込 真鍮鞘 (大:全長・170mm/刃渡り・70mm)

長年多くの方に愛され使われ続けている肥後守の代表的な仕様。初めての方や親子でえんぴつ削りの練習をするのにおすすめです。サイズは大。こちらも海外の愛好家に人気で一年待ちの品。フランスではパンを切るのに肥後守を使っている人もいるのだとか。(別打ち品の証、「定光作」の銘)

肥後守の名称

V字型の両刃なので
右利きの人も、左利きの人も、左右どちらでもお使いいただけます。
肥後守の製造
※こちらのページご紹介するのは実際の一部で、他にも多くの工程がございます
材料の裁断
鍛造 :熟練の鍛冶職人、巧の技。
鎚で1本1本鍛えるのでチキリの形がそれぞれ微妙に違います
色で温度を見極め鎚打つ。熟練の鍛冶職人しかできません

五代目永尾光雄氏が直々に鍛造を見せてくださいました。これまでにテレビ取材等は何度も受けられていますがCAMPEFIREプロジェクトのために鍛造してくださった大変貴重な映像です。一振り一振り魂を込めた鍛造。愛好家の方はもちろん、初めての方もこの地で100年以上続く鍛造、鎚音、伝統の技をぜひご覧ください。
温度と状態を見極め、刃を鎚で鍛えることで硬くても折れにくく丈夫でよく切れる刃になります。

鍛造後は奥の四角の缶にナイフを差し込んで時間をかけてゆっくり冷却します。

鍛造に使う鎚など

職人さんが使われる道具は物つくりに応じた形を、ご自分で工夫されるそ